12月の東京都八丈島で普通に見られる自然や景色

八丈島のフィールド

最近は、外に出るとタイミングが悪い日々が続いていました。フィールドに出ても会いたい野生動物とすれ違いばかりでした。

こういうときは、空回りばかりしますね

でも、今日は違いました。


今日は、「12月の東京都八丈島で普通に見られる自然や景色」と題してのお話です。


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大きなゴミと思いました(笑)

今日も、いつもの通り、カメラ機材を車に積んでスタートしました。

私は、身近なフィールドを巡るのがとても大好きです

同じ場所を連続してみると、少しの違いに気づくことがあります。

なんだ?

あの大きなゴミのようなものは・・・

すぐ違和感を感じました。超望遠レンズで構えると、タカの若鳥でした。

オオタカAccipiter gentilisの若鳥
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

この模様のタカは、おそらく、以前ブログに出てきた同じ個体だと思います。

この距離ならばわかりやすいです

やはり、オオタカの若鳥でしたね


冬の八丈島はこの野鳥でいっぱいです

八丈島は冬になると、「シー」という短い声を出して飛ぶ野鳥の群れが見られます。双眼鏡があれば、一発で分かります。

これはタヒバリです。

タヒバリAnthus spinoletta
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

タヒバリは芝生の中に潜むコウチュウの幼虫を食べています。いつも夢中になって食べるのですが、シャッターを切ったら睨み返されました。

食事の邪魔をしてはいけませんので、すぐに距離をおき、撤退しました。


冬に会いたかった野鳥にようやく出会えました

私は野鳥写真歴30年以上です。何が楽しいのかといいますと、

言葉の通じない野生動物と態度で対話をしながら、お互いの利害を埋め合うところです

私は焦点距離600 mmと400 mmの超望遠レンズを使います。でも、焦点距離の短い400 mmのレンズの方が大好きです。

理由は、私の場合、400 mmの超望遠レンズの方が被写体との距離が近くなるからです

ムナグロPluvialis fulva
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

このムナグロとは、対話が成功し、7 mでの撮影を許可してもらいました。3.5 mまで距離を縮めることも出来るのですが、越冬する群れの候補として八丈島に来られていますので、今日は私も無理はしないことにしました。

冬のムナグロとの対話が楽しみです


今日(2020年12月23日)の展望台の眺め

少々、マニアックなお話が続きました。多くのお客様には

う〜ん

そういうことが知りたいのでは・・・

という反応かもしれませんね。それでは、もっとポピュラーな展望台のお話をしましょう。

もちろん、行ってきましたよ

夕日ヶ丘

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

今日の八丈島は波が比較的穏やかでした。夕日ヶ丘はこんな感じでした。

青空をバックにきれいに散在した雲の中に八丈小島が浮かんでいました。

大越鼻(永郷)展望台

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

ここの展望台も眺めが良いですね。夕日ヶ丘と角度が違いますが、こちらも冬の八丈小島らしい出で立ちをしていました。

近くのアロエ園も満開でした。

藍ヶ江港

最後は、冬の八丈島といったらここですね。ザトウクジラです。

iPhone 8

写真のように気合を入れて待っていましたが、ザトウクジラの方がお疲れだったようです。

ザトウクジラMegaptera novaeangliaeのブロー
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

貧弱ですが、証拠写真(笑)。ザトウクジラは苦手な被写体です(笑)。

でも、藍ヶ江港はかなりの確率で、ザトウクジラが見られます。お客様にはおすすめの場所ですね。


今日は、気合を入れていなかったのに、次々と良いシーンに出会えました。12月の八丈島で普通に見られる自然や景色はいかがだったでしょうか?

八丈島への旅行の参考になれば幸いです。

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