解説
昔は、焦点距離50 mmのレンズが、カメラに標準でついてきました。2023年現在では、焦点距離24-105 mmのズームレンズがついてきます。
なぜかといいますと、私たちの日常生活は、だいたい、このズームレンズ1本で撮影できてしまうからです。
子供の成長から家族イベント、ペットから始まり、日常風景、友人たち、旅先の思い出・・・
「カメラを買ったら、最初に買うレンズは?」
と尋ねられましたら、私は間違いなく焦点距離24-105 mmのズームレンズをおすすめします。
各カメラメーカーとも、この標準域の焦点距離のズームレンズは力を入れて販売しています。
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Sonyの24-105 mmズームレンズ
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Nikonの24-120 mmズームレンズ
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Canonの24-105 mmズームレンズ
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EF24-105mm F4L IS USM
私はCanonのEF24-105mm F4L IS USMを使っています。発売は2005年10月ですので、かなり古いレンズです。
最新のRF24-105mm F4 L IS USMと比較してしまいますと、さすがに性能は見劣りしてしまいますが、古いレンズでも大きな絞り値(F8-16)に設定して使用すれば、それほど粗は目立ちません。
さらにRAWで撮影しますと、Adobe Lightroom Classicで修正も可能ですので、私はまだまだ現役として使えると思っています。
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長所
- Lレンズと呼ばれるプロ仕様のものなので、色鮮やかに表現できます。
- 防塵防滴のため、過酷な環境下でも安心して撮影できます。
短所
- ズームレンズですので、周辺の像が歪みます(Adobe Lightroom Classicで修正可。)。
- 逆光条件でレンズフレア(白いもやのようなもの)やゴースト(写真の中に絞りの形が入り込むようなもの。)が発生しやすいです。
2つ目の短所は、写真の中に意識してゴーストを入れる表現もできますので、個人的には、この短所は気に入っています。