冬の東京都八丈島に住む、ザトウクジラ以外の生き物の紹介

動物

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#八丈島 #ザトウクジラ #発見 #目撃情報

で、シーズン中ほぼリアルタイムでザトウクジラの情報が入手できます。

でも、ここまでお膳立てされておきながら、思うようにいかないのが自然の世界です。


今日は、「冬の東京都八丈島に住む、ザトウクジラ以外の生き物の紹介」と題してのお話です。


私は、八丈島で色々な生き物の写真を撮っています。でも、相性が悪い生き物もいます。

ザトウクジラです

八丈島に住んでいて、今年はどうもザトウクジラと出会いがありません。

そんなわけで、野鳥を見に行きました。


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海にいる魚専門のタカ

みなさん、タカの食事というと小鳥、ハト、カモを餌にして、スプラッターなイメージがありますよね。確かに、オオタカやハヤブサはそうですね。

でも、日本にはお魚が大好きなタカもいます。それがこれです。

ミサゴPandion haliaetus
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

この白いタカはミサゴといいます。

このタカの指は少し変わっています。普通、野鳥は前3本、後ろ1本の指を持つ足を持っています。しかし、ミサゴは前2本、後ろ2本です。

この指の構造ですと、捕まえた魚を運びやすくなるそうです。

いつか、魚を運んでいるシーンも撮ってみたいですね


白、黒、黄色と名前のついたグループの鳥

タイトルを見て、ピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね。セキレイです。

セキレイは代表的なものは3種です。ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイです。

私は、ハクセキレイ、セグロセキレイは、まあまあ近づけるのですが、キセキレイは苦手です。すぐに飛ばれてしまいます。

ただ、今日は、ザトウクジラと相性が悪かったため、キセキレイを狙うことにしました。

いる場所は調べ上げていましたので、そっとその場所を見ますと・・・いました。撮らさせてもらいました。

キセキレイMotacilla cinerea
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

長旅の疲れをいやす鳥の群れ

ここ八丈島では様々な野鳥が越冬します。その中で、私が一番大好きなのがムナグロです。

今日も羽数が増えていました。寝ている個体も多く、そっと撮影させてもらいました。

ムナグロPluvialis fulva
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

海の上で寝る鳥

いっしょにいた友達が、

あれ何?

ゴミが動いているんだけれども

といって指をさしました。その先には私がこれまで見たことのない鳥がいました。

当然、名前もわかりません。とりあえず、撮影しました。

ビロードキンクロMelanitta fusca
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

この鳥、実は、目を閉じて寝ていました。起きなくても大丈夫か心配になりましたが、ときどき流されそうになると、目を開けていました。

私は、内陸でバードウォッチングをしてきました。ですので、知っているのは淡水のカモです。

ここは海、そうしますと、私が知らない鳥で候補をしぼるわけです。シノリガモ、コオリガモ、クロガモ・・・。

図鑑を調べていたら・・・ありました。

このカモはビロードキンクロといいます。オスはくちばしと目の周辺が特徴的な形態をしていますので、この個体はビロードキンクロのメスです。


本当は、ザトウクジラも頑張って紹介したいのですが、なかなか難しいですね。私はダメですが、八丈島にはたくさんの方々がザトウクジラの情報を発信しています。

ザトウクジラはTwitterで見てください。それ以外は、私も頑張りたいと思います。

八丈島旅行の楽しみのお手伝いができれば幸いです。

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