2023年、梅雨の時期の東京都八丈島の楽しみ方

菌類

最近、アシジロヒラフシアリの行動が活発になってきましたね。

彼らの触角には湿度センサーがあります

ですので、雨が降りそうになりますと、建物の中に入ろうとする習性があります

対策はこちらをご覧になって下さい。

八丈島の梅雨の時期は湿度100%の日が続きます。除湿機がないとあっという間に部屋の中がカビだらけになります。

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生活する上ではアリも湿度も対策が必要なのですが、フィールドの景色は独特の世界が見られます。

私は、日本全国、アメリカと住んできましたが、八丈島では梅雨の時期が一番魅力的に感じています。


今日は、「2023年、梅雨の時期の東京都八丈島の楽しみ方」と題してのお話です。

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霧の中の森

八丈島の気候は海洋性湿潤気候に分類されます。「海洋性」ということで、周囲が海に囲まれていますので、湿度が高いです。

本土ですと、霧の世界を体感するためには山の上の方へ行かなければなりません。ですが、梅雨の八丈島では島の大部分が霧に包まれます。

ですので、標高の高い場所へ行かなくても真っ白な世界を見ることができます。

たとえば、今の時期は、霧の中のシダやスダジイに囲まれた山道を歩くことができます。

幻想的ですね

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

私がガイドをしているヘゴの森もこんな感じになります。

本土に住んでいる方々から見ますと、八丈島の風景は非日常的ですが、梅雨の時期はさらにその度合が増します。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

ポットホール

八丈島には一枚岩を水や小石の力でできたポットホール(甌穴)があります。

数は700個以上もあります

登龍道路、こん沢林道を経てアクセスですので、安全のため、ガイドさんと一緒に行くことをおすすめします。

八丈島自然ガイドサービス椎(しいのき)

山小屋

晴花日(ハレカヒ)

このポットホール、霧に包まれると、さらに深みを増した風景になります。

この景色はいつ見てもいいですね

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

光るキノコ

八丈島といえば光るキノコ。ただ、八丈島は命を落とすような絶壁が多いので、自生の光るキノコを見るときはよく知っている人と一緒に行かなければなりません。

私もまだまだです

師匠について見に行っています

今の時期ですと、シイノトモシビタケ、エナシラッシタケ、そして、有名なヤコウタケが出始めていますね。

美しいのですが、とにもかくにも安全最優先です。繰り返しになりますが、自生の光るキノコを見るときはよく知っている人と一緒に行かなければなりません。

シイノトモシビタケMycena lux-coeli
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
ヤコウタケMycena chlorophos
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

今日は「2023年、梅雨の時期の東京都八丈島の楽しみ方」と題して、梅雨の時期の霧の八丈島で見られる世界についてのお話でした。私も八丈島7年目ですが、いずれもとても魅力的です。

ただ、絶壁の多い八丈島は、夜になりますと、さらに危険になります。命を落とすこともあります。どうしても見たい方はよく知っている人と一緒に行って下さいね。

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