2023年4月30日、雨の東京都八丈島の野鳥を見てきました

八丈島のフィールド

旅行されている方々には申し訳ないのですが、八丈島では、晴天は続かないです。

住んでいる人には当たり前の天気なんですけれどもね

2023年4月も今日で終わり。アシジロヒラフシアリは絶好調ですし、湿度も一気に上がってきました。両対策は下記を参考にしてくださいね。


さて、今日は久々のお休みです。ヘゴの森ツアーは2023年2月からほぼ連続で入っていましたので、ちょっとだけ外に出かけてきました。


今日は、「2023年4月30日、雨の東京都八丈島の野鳥を見てきました」と題してのお話です。


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雨と強風の八丈島

八丈島でガイドをするときは、雨は当然ですので、レインウェアは必須です。ですので、今日がお休みでも雨はいたしかたないことです。

八丈島の上空は強風、空は厚い雲で覆われていました。そのため、今日のANAの1便と2便は欠航となりました。

このような条件で、八丈島から見える八丈小島はこんな感じでした。ただし、これは雨が小ぶりになっているときで、八丈小島が全く見えなかったときもありました。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

アマツバメ

本土ではツバメがポピュラーな野鳥です。では、八丈島はといいますと、アマツバメです。

アマツバメは一生のほとんどを空で過ごします。交尾も空中で行います。子育てをするときだけ、地上に降ります。

今日はアマツバメの大群と遭遇しました。せっかくですので、近くに来た個体を撮影させてもらいました。

アマツバメApus pacificus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

ウミネコ

八丈島では、ウミネコは冬が終わりますと激増する海鳥です。今日もたくさん見られました。

風が強いので、陸で休息していた群れがいたるところで見られました。中には天の邪鬼もいて、風にのって飛ぶウミネコの群れもいましたね。

双眼鏡で観察していましたら、近くに1羽降りました。私のことはなんとも思っていなさそうでしたので、撮影させてもらいました。

ウミネコLarus crassirostris
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ムナグロ

今年は冬から春にかけて、ムナグロは相性の悪い野鳥でした。脅かすわけにもいきませんので、遠くから双眼鏡で観察しているだけが多かったですね。

今日は、ムナグロ側から私の方に向かって歩いてきてくれました。今季の私にとってはレアですので、邪魔しないように撮影させてもらいました。

ムナグロPluvialis fulva
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

チュウサギ

春になりますと、サギの仲間もよく見られるようになります。今年はすでにコサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギを見ています。

ただ、今日は雨と風がありました。このような天気のとき、基本的に野鳥は雨に当たらないようなところに隠れています。

たまたま、私の視界に白いものが見えました。双眼鏡を構えて見ますと、チュウサギでした。

チュウサギは、雨宿りをしながら、羽繕いをしていました。

チュウサギArdea intermedia
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日の八丈島はANAの1便と2便が欠航するような悪天候でした。八丈小島も灰色の厚い雲に包まれていました。

ガイドがお休みでしたので、久しぶりに野鳥を見てきました。

ヘゴの森ツアーはメジャーになりました。明日から、また、ガイドが始まります。

幸運にも予約がとれたお客様、楽しみにしていてくださいね

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