最近の携帯は便利ですね。通話だけでなく、様々なことができます。
私はiPhone 12を使用しています。目的ごとに中のアプリをざっと書き出してみました。
仕事: | Slack、Zoom、W People |
情報: | Yahoo!、天気、Windy |
ブログ: | Jetpack、Twitter、写真 |
健康: | ヘルスケア、Smart Diet、頭痛―る |
生活: | 各銀行口座アプリ、証券口座アプリ、家計簿アプリ |
英語の勉強: | ポッドキャスト |
余暇: | Kindle、ミュージック |
インターネット: | iPhone 12を介したテザリング |
すごいですね。携帯一つでさしずめ小さなパソコンです。さらに、トヨタの車ではiPhoneと繋いでDisplay Audioでカーナビとしても使えますね。
でも、想像してみてください
この小さな携帯を落としてしまったら何が起きるか?
とんでもない損害ですよね。そう、私はその恐ろしいことをやってしまったのです・・・。
今日は、「iPhone紛失!大捜査線 in 八丈島」と題してのお話です。
携帯を落としたことに気づいた!
私は本業以外では、一日のうち、ほとんどを外で過ごしています。ガイドのために、日頃から最新の情報をフィールドから入手し続けています。
最近はヘゴの森のガイドが連続で入っていましたね
さて、ある場所を車で走行しました。そして、10 km走ったところで車を止めたとき、携帯が無いことに気づきました。
そのときに思い出しました。出発前に、携帯を車のフロントガラスとボンネットの間に置いていたことを・・・。
何でそんなところに置いたのか・・・?
何で携帯を確認せずに車を動かしてしまったのか・・・?
後悔しても後の祭りです。
私の目は乱視が入っているだけで、メガネをかければ視力が2.0近くあります。
もしかして、目視で見つかるかも・・・?
とりあえず、道の左右を確認ながら来た道を戻りました。しかし、落とした場所のヒントが全くない状態では、15 cm x 8 cm x 1 cmの小さなiPhone 12を見つけられるはずもありませんでした。
Appleの「探す」アプリを使う
私は、携帯はiPhone 12、パソコンはMacとWindowsの両方を使っています。そして、Apple製品同士は連携がよくとれています。
そういえば、「探す」アプリがあったな・・・
MacにはLanchpadを開きますと、「探す」アプリがあります。使い方はAppleの公式にあります。
ノートパソコンをWiFiが届くところへ運び、ネットを介して「探す」で調べてみました。家にあるパソコンなどはすぐに見つかりました。
iPhone 12は・・・
あれっ!?警察署?
もう届けられたのか・・・
八丈島に住んでいる方々は親切な方が多いです。紛失物もけっこう警察署に届けられています。
でも、私の期待は裏切られました。iPhone 12の記録の日付が一昨日だったからです。
そういえば、一昨日免許の更新で警察署に行っていた・・・
八丈島は携帯の電波が届かない場所が多いです。もし、そのエリアに携帯を落としてしまったら、人力のみで探さなければなりません。
う〜ん
本当に困った・・・
友達の力
人は追い込まれると、思考が狭くなり、判断力が落ち、できることが極端に少なくなります。
このままではダメか・・・
そんなわけで、自分では限界なので、友達に助けを求めました。
お昼ごはん食べた?
まだです
「腹が減っては戦ができぬ」だから
となぜが昼ごはんをごちそうになってしまいました(笑)。心の中ではとても焦っていたのですが、少しだけ冷静になりました。
情報を整理すると・・・?
そういえば何もやっていないですね
これまでの情報をまとめますと、この時点ではこうでした。
- 携帯を車のボンネットとフロントガラスの間に置き忘れた
- 車で10 km走り、止めたときにはなくなっていた
- 車から目視で探したが見つからなかった
- Appleの「探す」アプリでは見つからなかった
では、一つ一つ情報を集めましょう
そうしますと、新たに2つの情報が加わりました。
- 出発地点は、携帯の電波は届いていない
- 携帯を紛失した時間は10:40-11:20
では、携帯に電話をかけてみましょう
無理ですよ
ものは試しですよ
そうしますと、友達の携帯から私の携帯の呼び出し音が聞こえました。そう、携帯は、壊れていなくて、携帯の電波の圏内にあったのです。
「探す」アプリに引っかからなかったのですが、それは、携帯の電波が、通話が可能でそれ以外はできない弱い状態だったということ。
iPhone大捜査線 in 八丈島
これまでの情報をもう一度整理します。
- 携帯を車のボンネットとフロントガラスの間に置き忘れた
- 車で10 km走り、止めたときにはなくなっていた
- 車から目視で探したが見つからなかった
- Appleの「探す」アプリでは見つからなかった
- 出発地点は、携帯の電波は届いていない
- 携帯を紛失した時間は10:40-11:20
- 携帯に電話をかけると呼び出し音が鳴ることから、携帯は生きていている
- 携帯は、通話はできるがそれ以外の操作ができないので、電波の弱いところに落ちている
ここまで追い込めました。
携帯の電波の圏内は集落があるところ
だいたい想像ができるから、携帯の電波マークを見てみましょう
窓を開け、車をゆっくり運転しながら、友達に電波マークを見てもらいます。
繋がった!
試しにかけてみるね
そうすると、車のスピーカーから私の携帯の着信音が鳴りました。
何?この音
あっ、これ、私の携帯の着信音です
そして、着信音はすぐに聞こえなくなってしまいました。
携帯は車の中にあるの?
そんなはずはないですよ
助手席のダッシュボードの下のグローブボックスを開けましたが、何もありませんでした。
車を止めて、冷静になって考えました。
そう、車のスピーカーから着信音が聞こえたということは、道路に落ちていたiPhone 12が瞬間的にBluetoothを介して私の車と繋がったということになります。
近くにある!
私たちは車から降りて探しました。
八丈島は崖が多いです。もし、カーブを曲がる勢いで携帯が崖に落ちてしまったら終わりです。
ゆっくりゆっくり歩きました。もうダメか・・・と思ったとき、ディスプレイのガラス面を下にした手帳風のケースが道路脇に落ちていました。
あった!
本当っ!?
私の携帯は、ディスプレイをガラスフィルムでカバーし、手帳風のケースに入れていました。
iPhone 12は、ガラスフィルムは角のところに小さな亀裂、本体の脇にぶつかった跡、ケースも道路に落ちたときにできたと思われる傷がありました。でも、それ以外は無傷でした。
ガラスフィルムとケースのおかげで全損を免れていました
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今日は、「iPhone紛失!大捜査線 in 八丈島」という実体験のお話でした。正直にお話をしますと、本当に綱渡りでの発見でした。
一人では達成できなかったですね
友達には本当に感謝です
もし、私と同じように携帯を紛失したとき(車の外側に置き忘れるのは論外ですが・・・(恥))、上記ようなステップで追っていけば、もしかしましたら、見つかるかもしれません。
参考になれば幸いです
追記
警察署に届けられているか確かめるのも大切です。そのときには、紛失届を提出しなければならないとのことでした。
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