最近、八丈島も梅雨に入りました。天気予報を見ますとだいたい曇りか雨の予報です。
湿度は毎日100% R. H. 近くです。私の部屋も除湿機とその効率を上げるサーキュレーターが活躍する季節になりました。
フィールドでは、早い野鳥は子育てを終え、双眼鏡で確認できるものの、梅雨の期間はやや静かになりました。植物は、霧の山の中でシマヤマブキショウマ、海沿いではスカシユリが見られるようになります。
レインウェアと軽登山靴以上の靴があれば、これらは全部安全に見られますね
そして、夜になりますと、この気候のお陰で自生の光るキノコが見られるようになります
今日は、「2024年6月中旬、梅雨の東京都八丈島の楽しみ ー光るキノコー」と題してのお話です。
はじめに八丈島の夜の危険性を理解しておくこと
私が都心で生活をしていたとき、夜は明るいと感じました。どこに行っても灯りがあるのです。
そのようなところで生活をしていますと、
夜は怖くない
と自然と思うようになります。
ところが、本物の自然では太陽が沈みますと、本当に真っ暗になります。
八丈島は火山島です。絶壁は普通にあります。
また、暗闇ですとわずか50 cmの段差も分からず、無意識で落ちましたら骨折です。
偉そうに言っていますが、私も八丈島に住むまでは、この暗闇の怖さを知りませんでした
ですので、夜に野外活動する際は、あらかじめ明るいうちに充分な下見が必要です
八丈島では、梅雨の時期に自生の光るキノコが見られます
八丈島では梅雨の時期に湿度100% R. H. の日が続きますと、自生の光るキノコが見られるようになります。
繰り返しになりますが、夜に野外活動する際は、あらかじめ明るいうちに下見をします。そこからゆっくりと目を慣らして、光るキノコ探しが始まります。
先日、フィールドに出かけてきました。その日は雨でしたので、レインウェアとスパイクブーツでの無敵の出で立ちです。
今回は、エナシラッシタケとシイノトモシビタケが目的です。暗闇に目が慣れますと、光るキノコがぽつぽつと見えてきます。
エナシラッシタケはシーズンの初め、シイノトモシビタケはシーズンの終わり。
光るキノコは一期一会です。チャンスを逃しますと、カタツムリに瞬殺されたり、晴天で干からびて折れてしまいます。
自然のものはいつも綺麗ではありません。ベストを尽くして写真を撮りました。
レンコンのように穴開きの光るキノコはエナシラッシタケ、普通の形のキノコはシイノトモシビタケです。
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
今日は、「2024年6月中旬、梅雨の東京都八丈島の楽しみ ー光るキノコー」と題してのお話でした。
八丈島の梅雨の時期は湿度100% R. H. の日が続きます。家の中では除湿機が大活躍の時期です。
ただ、この天候だからこそ、自生の光るキノコが出てきます。
八丈島での夜の野外活動は大変危険です。明るいうちから充分な下見をします。
そのあと、目を慣らして散策をします。私の場合は、レインウェアとスパイクブーツでの無敵の出で立ちでした。
当日は、今の時期から見られるエナシラッシタケ、そして、シーズンが終わりのシイノトモシビタケを見ることができました。
しばらく、光るキノコが見られる日が続きそうですね