2023年6月1日、台風2号が接近している東京都八丈島の野鳥の様子

動物

昨日の段階で、今日のANAは全便欠航が決まっていました。

今朝、明日のANAも全便欠航が決定しました。

そして、明日の東海汽船の定期便も先ほど欠航が決まりました。

台風2号の影響はすごいですね

八丈島はこれから雨と風が強くなります

さて、今日の八丈島は、午前中は風が弱かったものの、時間が経過するにしたがって徐々に風速が上昇し、波も高くなってきました。

写真では状況を伝えるは難しいですが、少しだけ外を回ってみました。


今日は、「2023年6月1日、台風2号が接近している東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話です。


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八丈島の山頂付近の視界が悪くなり始めました

八丈島も梅雨に入りました。八丈富士も三原山も山頂は霧に包まれてしまいました。

ヘッドライトはONにしなければならない季節になりました

八丈島の近くにある八丈小島も標高200 mより上は厚い雲に覆われていました。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

アマツバメ

こんな悪天候な八丈島ですが、この状況をチャンスと捉える野鳥もいます。

アマツバメです

アマツバメは求愛行動をしたり、低空飛行で昆虫を捕らえたりしていました。

ペアで行動するときもあれば、群れで行動するときもありました。

アマツバメApus pacificus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

ウミネコ

最近のウミネコの居場所は主に3ヶ所に絞られています。いずれにしても、安全を最優先に決定しているようです。

ウミネコの群れはいくつかの場所に分かれて滞在していますが、面白いことに、ちょうどお昼くらいになりますと、まるで時計を持っているかのような正確性で移動をします。

何が移動のトリガーになっているのかとても不思議です

原因を解明したいですね

とにもかくにも、ウミネコは風の影響を受けにくい頑丈な岩場に集まりはじめ、個体によっては水浴びをして、これからの悪天候の準備をしていました。

写真では表現が難しいのですが、すでに波の高さの上昇も始まっていました。

ウミネコLarus crassirostris
EOS 7D Mark II+EF70-200mm F4L IS USM

風に適応するウミネコ

野生動物といえども、自然、とくに気象条件には抗うことはできません。

これは人と同じです

では、全く抗うことはできないかといいますと、少なくとも人よりはその能力は上です。

ウミネコは左右の翼の長さが長いので、風上から風下の風を見事に捉えて猛スピードで移動します。

一方、風下から風上へは移動できないかといいますと、そうでもありません。スピードは落ちるものの、風を切り裂いて、ゆっくりと風上へ移動することができます。

ただ、気を抜くとウミネコといえども危険ですので、集中して風にのっていることが分かります。

そのようなときは、写真を撮っている私は気にせずに飛んでいます。

ウミネコLarus crassirostris
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

今日は、八丈島に接近する台風2号の影響で、ANAは全便欠航でした。そして、明日はANAも東海汽船も欠航です。

風は徐々に強くなりはじめ、波も高くなってきました。

海に近づくのは危険になりました

野生動物である野鳥は八丈島の地形、自身の形態的特徴を利用して少しでも安全にやり過ごそうとしています。

なかなか勉強になりますね

明日は何ごともないことを祈っています


明日のブログはお休みします。

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