今朝の八丈島は、曇りの予報でしたが、小雨。
本当は、今、満開のある植物を撮影しようと思っていたのですが、予定変更です
八丈島は、午後から大雨になると予報されており、明日の東海汽船の定期便も欠航となりました。
今日は、うかつに林道へは行かないほうがいいですね
今日は、「2022年6月11日、雨の中の東京都八丈島を、安全な場所限定で、回ってきました」と題してのお話です。
シマホタルブクロ
6月に入りますと、冒頭の植物を見に行きたくなります。実は、昨日、チェックしていました。
思ったような写真が撮れそうもありませんでしたので、今日に回したのですが、天気は雨。
八丈島の天気は読みにくいですね
さて、第一候補がダメでしたので、第二候補です。
シマホタルブクロを探しに行きました
シマホタルブクロは上下逆さまに花をつけます。さらに、花弁が長いので、普通の昆虫では受粉が出来ません。
観察してみますと、アリが花粉を媒介しているようでした
シマホタルブクロを見ますと、八丈島に6月が来たのだと実感させられます。
チュウサギ
最近、サギの羽数が急激に増えました。多くは、アマサギです。
でも、現在、八丈島で見られるサギは、アマサギだけではありません。
まず、チュウサギを見に行きました
サギは、大型の野鳥ですので、警戒心が強いです。ただ、気をつけていれば、ときどき、受け入れてくれる個体がいます。
まっ、いいか
と思われたら、一定の距離を保てば、いろいろ撮影させてくれます。
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
ダイサギ
八丈島には、白いサギが3種見られます。コサギ、チュウサギ、ダイサギです。
私が、バードウォッチングの初心者だったころは、白いサギは3種いるなどとは知りませんでした。
慣れてきますと、体の大きさ、頭やくちばしの長さ、口の裂け目、脚など識別ポイントが見えるようになります。
雨の中、ダイサギが、頭をすぼめて、たたずんでいました。
羽毛は雨を弾きますが、それでも濡れるのは嫌なようですね
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
クロハラアジサシ
ここ、八丈島は、都心から南へ300 kmの太平洋上に浮かんでいる小さな島です。地形的に、本土とは全く異なります。
ですので、野鳥もときどき変な種が現れることがあります。その中で、クロハラアジサシは、珍しい部類に入ります。
私も、八丈島に来て、クロハラアジサシを初めて見ました
昨年見られたクロハラアジサシは、冬羽でしたが、今年の個体は夏羽になりかかっていました。
2羽のクロハラアジサシが、並ぶように飛んでいましたので、せっかくですので、撮影させてもらいました。
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
今年は、スタートから冬が長く、春は一瞬で終わりました。それでも、野鳥は頑張ってカレンダーを合わせました。
スズメ、シジュウカラ、オーストンヤマガラ、イソヒヨドリ、イイジマムシクイ、タネコマドリは、営巣を終えています。
今は6月。雨は降り、霧は発生するのでしょうか?
水は生命のすべての源ですので、最終的に、例年通りに戻ればと思っています
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