解説
EOS 7D Mark IIは、APS-CフォーマットのCMOSセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラです。
プロ仕様機のEOS-1D Xシリーズがフルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラの最終形態であるならば、EOS 7D Mark IIはAPS-Cフォーマットのデジタル一眼レフカメラの最終形態となります。
センサーサイズが小さい点が弱点ですが、それ以外はありとあらゆる面で優れたカメラです。野鳥写真を撮影する私にとっては、実は、EOS R3よりも好きなカメラだったりします。
長所と短所
長所
- ミラーレスカメラのような瞳トラッキングはありませんが、EOS iTR AFが装備されており、被写体の顔や色を検知して追尾できます。
- EFレンズが全て使用できます。
- 光学ファインダーであるため、バッテリーの消費が少ないです。
- センサーの大きさがAPS-Cサイズです。超望遠レンズと組み合わせますと、焦点距離が1.6倍伸びます。
- 有効画素数約2000万画素以上です。
- 撮影速度は約10コマ/秒です。そのため、撮影のチャンスを逃しにくくなります。
- フォーカスモード(スポット1点AF、領域拡大AF、ゾーンAF、65点自動選択AF)を測距エリア選択レバーで瞬時に変更ができます。
- 防塵防滴です。八丈島では必須です。
- 個人的なことですが、風景撮影用に使っているもう一台のカメラのEOS 6D Mark IIとバッテリーが共有できます。
短所
- センサーサイズがAPS-Cですので、暗がりでの高感度撮影は難しいこと。
作例
このブログのサイト内を検索で、EOS 7D Mark IIと入力してください。たくさんの写真が出てきます。
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