2021年2月4日、冬の東京都八丈島の風は侮れません

八丈島のフィールド

本土の方々からすると、八丈島は温かいですね。でも、島民の方々は

寒い、寒い

といっています。体が暑い方に慣れていますので、これは仕方のないことです。

私は雪国育ちですので、八丈島の冬はとても快適です。

でも、いつも快適かといいますと、実際は違います。


今日は、「2021年2月4日、冬の東京都八丈島の風は侮れません」と題してのお話です。


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今日の八丈島は強風と高波でした

まずは、動画を見て下さい。

風の音が聞こえていますね。夕日ヶ丘で撮影したものですが、実際には立っているのも大変なくらいの強風でした。

その風に押されて、波が南原千畳敷の溶岩に当たって、高い波しぶきが見られますね。


八丈小島は白波に囲まれていました

先のほどの角度から右に90°体を向けますと、目の前には八丈小島が見えます。

数日前の夕日ヶ丘から見た八丈小島はこんな感じでした。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

そして、今日。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

八丈小島周辺の海全体が白のパッチ状に見えますね。これは、風でたくさんの波が発生しているからです。

八丈小島の左側で、水しぶきが風で煽られているのがわかりますね。

八丈島はこのような姿を見せるときがあります。

飛ばされそうになりながら、強風にあらがって一人で撮影していますので、私はすっかり怪しい人です(笑)

私は何をやっているんだろか・・・?

と自身でも思ってしまいました(笑)。


冬の八丈島では天使の梯子が見られやすいです

最近は、夕方になりますと、八丈島周辺は厚い雲に包まれます。

きれいな夕日を見るのは難しいですね

でも、日没よりも少し前に海岸に行きますと、天使の梯子が見られます。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

厚めの雲が形成される前の空は、たくさんの隙間があります。そこから太陽の光が降りてくるわけです。

八丈小島は、春夏秋冬、色々な姿を私たちに見せてくれます


八丈小島周辺の海水面を走る水しぶき

夕方になりました。気温は9℃、湿度は41%、そして風速は9 m/s。

体感気温は-2.7℃と推定される条件です

でも、実際は、もっと寒く感じました。いつもは、八丈島の冬は寒くないといっていますが、今日はなぜか違いました。

撮影場所は、ビュービュー冷たい風が吹いてきます。展望台から見下ろしますと、面白い現象が見られました。

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

アイスバーンを走る冷気のようです。でも、よ〜く見ますと、写真に写っている上下端は青色、つまり海です。

そう、この写真の場所は八丈小島周辺の海です。水しぶきがものすごいスピードで海水面を走っていました。

空を見上げますと、ノスリが風の抵抗を少なくするために羽をたたんでいましたが、それでもピューッと風で飛ばされていきました。


今日は、八丈島の風の強さについて再確認しました。なにごとも軽く考えてはいけませんね。

八丈島は本当にうつくしい島です。でも、いつもいい顔ではありません。

来島できる機会がきましたら、ぜひ、このことを頭に入れておいてくださいね。

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