湿度の高い緑色の林道が見つかれば、きっとキノコと出会えます

八丈島のフィールド

最近は不安定な天気が続く八丈島です。気がついたら上空は灰色の厚い雲におおわれて、にわか雨の直撃に遭います。

でも、雨が多いと、不思議なものと出会えます。


今日は、「湿度の高い緑色の林道が見つかれば、きっとキノコと出会えます」と題してのお話です。


三原林道は幅の広い都道と違って、草で道幅が狭かったり、道が荒れている箇所があります。そもそも、林道は作業道ですので、そういうものです。

ですので、慎重に、ゆっくりと、すぐに止まれる速度で運転します。

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通常のアスファルトの道路は暗い灰色と藍色の中間のような色をしています。でも、最近の雨の多い八丈島では、場所によっては、道路もこんな変わった色になります。

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緑色できれいですよね。実は、私たちの生活のすぐそばでは、こんな非日常が繰り広げられているのです。


これは湿度が高い証拠です。三原山の上の方は、気温が低いです。

そして、あと2週間後は秋分の日です。日長、気温、湿度の条件が揃うと、ある生き物の活動が活発になりますね。

そうです、キノコの子実体が見られるようになります

そこで、少し散策してみました。

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私はキノコは超初心者ですが、知らないものは見てみたいです。色々歩いてみると、意外とすぐ側の倒木にキノコは生えていました。


EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

これは、ベニヒダタケで正しいでしょうか?この子実体群は、まだ若いようです。


次は、コケに覆われた倒木にたくさん生えているキノコを見つけました。


EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

これは、ヒメカバイロタケで正しいでしょうか?黒色の倒木と緑のコケのステージに生えていて、華やかなアイドルグループのように見えます。


実際に観察してわかったことですが、キノコは成長段階で様々な色や形になります。

図鑑の記載、写真や絵は正しいのですが、初心者のうちは、見る側にそれを理解し切る器がありません。ですので、初心者のうちは種の同定をよく間違えます。

しばらくの間、理解できるまでは観察と図鑑を見る繰り返しが続きそうです。「知らないことを知る」は、とても楽しい時間です。

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