八丈島の光るキノコの撮影方法について

菌類

以前、八丈島の夜の撮影の危険性についてお話ししました。そうはいっても、安全な場所、気候、光るキノコの発生位置など、いくつかの幸運が重なって、写真が撮れるチャンスができたらどうでしょうか?

光るキノコの撮影にチャレンジしたいです

では、安全な場所が前提で、撮影の仕方を教えますね


今日は、「八丈島の光るキノコの撮影方法について」と題して、幸運の持ち主さんにご協力いたします。

必要なもの

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レインウエア 

八丈島では突然に雨が降ります。ずぶ濡れになりますとテンションが下がりますので、あった方がいいと思います。

長靴

水陸両用の無敵の靴です。怪我防止にも繋がりますので、オススメです。

ライト

これは2種類あります。私の光るキノコの撮影の師匠は赤い光を出すライトを好んで使っています。弱い光なので、暗闇に慣れた目を邪魔しないためだそうです。

私はヘッドライトオンリーです。

ビニール袋

八丈島の突然の雨からカメラを守るために使います。

三脚

ローアングル撮影が可能な三脚を持っている方は、ここはスキップしてください。

光るキノコ、ヤコウタケの発光は、他の光るキノコと比較してもとても明るいです。しかし、そうだからと言って、手持ち撮影が可能か?というとそれは無理です。

長時間露光になります。最近のカメラとレンズが手ぶれ補正がいくら優れていても、現代のカメラでは撮影不可能です。

そこで三脚です。以前、レオフォトのLS-254C+LH30の三脚を紹介しました。

脚を伸ばせばそれなりの高さを稼ぎ、ローアングルも可能です。これ1つで光るキノコの撮影は可能です。

デジタル一眼レフ

カメラメーカーは、ニコン、キャノン、ソニー、オリンパスとあります。比較の結果をみると、光るキノコの撮影にはニコンが最も優れていました。

もちろん、ベストは暗闇に強いプロ仕様機のD5です。誰もが買えるものではありません。アイキャッチのヤコウタケの写真はきれいですよね。これ、アマチュア仕様機のD7500で撮影したものです。

ですので、撮影した写真のクオリティーを突き詰めなければ、防塵防滴仕様、バックモニターで画面を拡大し、ピントを確認できるものであれば、どのメーカーの機種でも撮影が可能です。新しいカメラを用意しなくても大丈夫です。

マクロレンズ

光るキノコは小さいです。そして、傘の裏のひだが良く写るときれいに見えますよね。ですので、マクロレンズは必須です。

最近は、焦点距離70-100 mmの望遠マクロが主流です。しかし、望遠マクロはピントの合う範囲がとても狭いです。

キノコの裏のひだの部分はうまく写りません。ですので、50-60 mmのマクロレンズがベストです。

マクロ撮影にはAFは不要です。カメラがニコンですと、AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sがベストのレンズとなります。

キャノン、ソニー、オリンパスの場合は、類似した焦点距離のマクロレンズがあればOKです。

レリーズ

2秒のセルフタイマーでも代替えできます。でも、一度レリーズの便利さを知ってしまうと、これは揃えた方がいいと思います。

撮影条件

これは、カメラメーカー、機種によって微妙に違います。ここでは、ヤコウタケの場合の条件について紹介します。

ISO: 800

絞り: F8

シャッタースピード: 15 s

この条件を基本に細かく条件を前後に降れば、ヒットします。もし、記録媒体に余裕がありましたら、さらに微調整ができますので、RAW撮影をおすすめします。


師匠の受け売りですが、「光るキノコとの出会いは一期一会。」だそうです。ヤコウタケは3日間しか光りませんし、子実体はすぐにカタツムリに食べられてしまいます。

ですので、撮れると思った光るキノコはその場で撮らなければ、次の日に行った時はもう写真が撮れるような状態ではなくなってしまいます。


幸運にも、安全な場所で、光るキノコと出会えましたら、三脚禁止の場所でなければ、チャレンジしてみてください。

ヤコウタケMycena chlorophos
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro+Life Size Converter EF
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