昨晩の八丈島は、台風10号の直撃で、大雨と強風でした。安全のため、各林道や登龍道路、逢坂橋などは、すべて通行止めとなりました。
朝も、雨ときどき強風でした
お昼くらいから落ち着き、静かになりました。主要道路の通行止めも解除になったそうです。
そこで、すこし回ってみました。
今日は、「2021年8月8日、台風10号通過後の東京都八丈島の安全なところを回ってきました」と題してのお話です。
鴨川の水量は増していました
大雨が降った直後は土砂崩れが起きやすいです。そのため、安全が確認されている、坂下と八丈富士側を回り、三原山側は行きませんでした。
鴨川の上流へ行きました。水量は増していました。
普段は、ちょろちょろです
雨の影響は受けていましたね
撮影しませんでしたが、親水公園の水量も増えていました
八丈小島を見に行きました
私が見に行ったときは、風速は7 m/s近くまでありました。風速はかなり下がりましたね。
台風10号が離れているのが分かります
ただ、何が起きるかわかりませんので、絶対に安全とは思わない方がいいです
八丈小島は煙突のように雲が出ていました。
湿度の高い空気が山の急激に登って冷やされ、雲を発生させているからです。
ずっと、雲がもくもくしていました
八丈富士の鉢巻道路は通行止めが解除されても、注意は必要です
鉢巻道路へ行きました。
はじめに鉢巻道路の通行止めが解除されたと書きました。ですが、完全に安全かといえばそうでもありません。
道路に土砂が来ていました
八丈島の地形は急勾配ですね。
本土では、山奥を想像していただくといいと思います。大雨が降れば、土砂が流れます。
通行止めが解除されても、自身でも常に気をつけなければいけません
なお、八丈富士登山道は、安全がまだ確認されていないそうです
尾羽根をむしり取られたキジのメス
台風10号が八丈島を通過するとき、野生の生き物はじっとしています。下手に動けば、風で飛ばされて死にます。
でも、「動かない」ことは、ときとして死と背中合わせの状況も作ります。
キジのメスです。このメスは尾羽根をむしり取られていました。
この場所で捕食者として考えられるのは、イタチかネコ。何とかギリギリで逃げ切ったのだと思います。
台風10号は去っても、波は高いです
最後に海へ行きました。台風の影響で波はとても高いです。
ですので、海岸沿いには行ってはいけません。
写真は、海岸から離れたところから超望遠レンズで撮影しました。
すごい波でした。このような波で船が航行できるかといいますと、答えはNoです。
東海汽船は今夜の便は欠航です。
八丈島に住んで時間が経つにつれ、だんだんと自然が怖くなっていきます。おそらく、自分が予想しなかった場所で、何度も土砂崩れが起きたのをこの目で見たからかも知れません。
これからも、ときおり大雨が降ります
しばらくは、様子見ですね
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