2022年3月17日、快晴の東京都八丈島の三原林道を散策してきました

植物

昨日も快晴、今日も快晴でした。八丈島に住人からしますと、

ここは本当に八丈島なのか?

と疑いたくなります。こんな天気は八丈島では一年を通してもほとんどありません。

これは、外に出るしかないですね


今日は、「2022年3月17日、快晴の東京都八丈島の三原林道を散策してきました」と題してのお話です。


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三原林道

はじめに、恒例の林道の注意点です。

以前のブログでも書きましたが、三原林道はところどころ舗装が傷んでいるところがあります。ですので、徐行運転でお願いします。

今日は快晴でしたので、空は青一色、林道内もとても明るかったです。

iPhone 12

iPhone 12のカメラは少し演出が過ぎていますが、まあ、本当に気持ちのいい青空でした。

iPhone 12

アカメガシワ

毎年、この時期になりますと、葉のつけていない木に赤い花のようなものが着き始めます。

実は、これらは花ではありません

新芽なのです

赤い芽をつけたカシワということで、まんま、アカメガシワといいます。でも、きれいな紅色ですので、私の春の楽しみの一つの木ですね。

アカメガシワMallotus japonicus
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ヒサカキ

頭の片隅にも残っていなかった花がありました。でも、一年前の写真を振り返って、思い出しました。

小さな薄緑色の花をたくさんつける木です。

ヒサカキといいます

こんな小さな花なのに、中には雄しべがびっしりとはいっています。

使用したEF50mm F2.5コンパクトマクロはとても古いレンズです。光源が入ってしまいますと、六角形のゴーストがたくさん出ます。

少々残念な写真になってしまいましたね

RFレンズで円形絞りの50 mmマクロレンズが出ましたら、迷わず買いますよ

Canonさん、ぜひ、作ってくださいね

ヒサカキEurya japonica
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

カジイチゴ

先日のブログではハチジョウクサイチゴの花を紹介しました。

それと似た花をつける別種のイチゴがあります。

カジイチゴです

見分け方は、花がハチジョウクサイチゴよりも一回り小さく、上向きに花をつけます。葉は、ハチジョウクサイチゴは三つ葉のような形に対し、カジイチゴは手のひらのような葉の形をしています。

カジイチゴRubus trifidus
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ハチジョウテンナンショウ

2021年〜2022年の冬の八丈島は寒かったですね。そのため、冬に花を咲かせる植物がずっと見られました。

シマテンナンショウは、ず〜っと見られました

私は、いつハチジョウテンナンショウが見られるのか、待っていました。そうしますと、最近の暖かくなった気候に合わせ、急に花を咲かせ始めました。

シマテンナンショウは仏炎苞からベロのような紐を垂らしているのに対し、ハチジョウテンナンショウは仏炎苞からベロは出ていません。

見分け方は、実は、とても簡単なんですよ

ハチジョウテンナンショウArisaema hatizyoense Nakai.
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

今日も八丈島は快晴でした。三原林道でのはとても快適でした。

2022年の冬から春にかけて、八丈島の気候は急激に変化をしています。植物も大慌てでスケジュールに合わせているようです。

おそらく、植物には気象条件にあわせて生育を調整する機構が備わっていると思います。

臨機応変とはいいますが、対応が凄すぎますね

生物の隠された能力には、いつも感心させられます

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