八丈島は昨晩から暴風雨でした。その影響で、東海汽船の定期便は欠航しました。
八丈島では、大雨が降りますと、落石や土砂崩れが発生します。ですので、大雨中、直後は林道へ行くのは大変危険です。
林道でなくても、このように崩れる兆候が現れます。
場合によっては、土砂流出のため、汐間道路のように通行止めになったりします。
上記の通行止めは2022年10月11日に解除になりました。
フィールドには、晴れには晴れの、曇りには曇りの、雨には雨の良さがあります。
ただ、暴風雨のときは大変危険です。八丈島では、山や海から距離を置かなければなりません。
今日は、「2022年10月6日、暴風雨の東京都八丈島を安全な場所限定で回ってきました」と題してのお話です。
山は遠くから眺めます
八丈島は、今日は暴風雨でした。山からの水は茶色で急流、海の波は高かったです。
写真では大雨の様子は写りませんが、今日の山は、遠くから眺めますと、こんな感じで薄気味悪かったです。
こんな状態ですので、自然の近くに行くのは大変危険です
今日は、山や海から距離を置きました
キジバト
最近は、ペアのキジバトが道路や原っぱでイネ科の植物の種を食べています。ときおりの土砂降りで、ずぶ濡れになっていました。
一応、野鳥の羽は水を弾くのですが、今日は雨の勢いが強すぎましたので、キジバトの羽はぼさぼさになっていました。
ムナグロ
さらに雨脚が強くなってきました。最近仲良くなったムナグロの群れの様子を見てきました。
なんだ、お前か・・・
もう、ムナグロと顔なじみになっていますので、飛んで逃げることはありません。念のため、距離をおいて観察していました。
ムナグロは、雨が強すぎましたので、体を激しく震わせて水滴を弾いていました。
クロハラアジサシ
ぼ〜っと眺めていましたら、アジサシのような飛び方の野鳥がいました。羽のはばたき方、羽の先端の形状、頭の色などを見て、以前紹介したハジロクロハラアジサシとは明らかに違っていました。
暴風雨をものともせず、優雅に飛んで、餌を探していました。
クロハラアジサシです
風に飛ばされてきたのでしょうか?
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
八丈島から見える八丈小島の様子
八丈小島は、八丈島から4 km離れた無人島です。たった4 kmですので、目と鼻の先です。
晴れている日の八丈小島はこんな感じです。
青い空と青い海が絶妙ですよね
そして、今日の八丈小島の様子です。
たった4 kmしか離れていませんが、今日はよく見えませんでした。気象条件がもっと過酷になりますと、八丈小島のこの影さえ見えなくなります。
八丈島は、人と自然の距離が近いです。フィールドの観察にはこれほどいい土地はありません。
でも、大雨中や直後は落石や土砂崩れがあります。
今日は、無茶せず、八丈島の安全な場所限定で回ってきました。
みなさんも、フィールドに出るときは安全第一で
それでも、色々知ることが出来ますよ
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