東京都八丈島の雨を気にしない野鳥と少し気にする野鳥について

動物

2024年5月14日、八丈島はほとんど雨でした。さすが雨の多い島です。

それでもANAは全便、東海汽船の定期便は就航しました。

本土では晴れの天気が多いので「晴れの天気=当たり前」ですが、八丈島では雨あるいは霧の天気が多いので「雨の天気=当たり前」です。

本土の基準では「雨=がっかり」と単純に結びつけてしまいますが、八丈島の基準では「雨=恵みの水」です。ですので、雨の日、八丈島のフィールドの彩りは鮮やかになります。

これを見るためには、やっぱり山用のレインウェアは必要ですね

人間はレインウェアで雨を防ぎます。野鳥はどうしているでしょうか?

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今日は、「東京都八丈島の雨を気にしない野鳥と少し気にする野鳥について」と題してのお話です。


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ウミネコ

ウミネコは漢字で「海猫」と書きます。文字通り海にいます。

八丈島では暴風雨になりますと、陸へ避難しますが、通常は避難だけです。

大雨が降ってもそのまま雨に当たっています。

いつも海で狩りをしたり、凪いでいるときは海に留まっていますので、水には慣れっこのようです。

少しくらいの雨風ならば、雨を気にせずに、普通に海上を飛んでいます。

ウミネコLarus crassirostris
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM

イソシギ

イソシギは、私にとっては淡水の川あるいは池でよく見らましたので、水辺の野鳥です。八丈島では、海沿い、川、山道などでいたるところで見られます。

ウミネコほどではありませんが、イソシギも水に慣れています。全身に水滴が付くほどの大雨の中でも、イソシギは気にせず留まっていました。

イソシギActitis hypoleucos
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ダイサギ

八丈島はサギの仲間の渡りの中継地点です。毎年、いろいろなサギの仲間が来島します。

羽数としては、チュウサギが1番見られて、ダイサギは2番目に見られます。

八丈島では、チュウサギやダイサギはかなり近くで見られます。

脅かさなければ、空を飛ばずにずっと餌を食べています

さて、ダイサギも水辺の野鳥です。少しくらいの雨どころか大雨でも活動します。

水に慣れている野鳥は、雨はそれほど気にしないようです。

ダイサギArdea alba
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ゴイサギ

ゴイサギは日本中どこでも見られる野鳥です。夜行性のため、夜に鳴きながら飛ぶことから夜ガラスとよばれることもあります。

八丈島では、ゴイサギは渡る途中で姿を現します。

私の場合は、ゴイサギは晴れの日よりも雨の日に出会うことが多いです。

いつもぼ~っとしていて、ゆっくりと歩きます。

雨もまったく気にしていませんね

ゴイサギNycticorax nycticorax
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM

キジバト

キジバトは、ヤマバトともよばれていました。八丈島では、どこでも見られる野鳥です。

車で轢きそうなハトは、この野鳥です

キジバトは、ヤマバトとよばれるように山が大好きです。地面と枝にいます。

これまでの野鳥と異なり、水辺の野鳥ではありません。ですので、大雨が降りますと、葉陰に隠れていることが多いです。

濡れるのはさすがに嫌みたいですね

キジバトStreptopelia orientalis
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「東京都八丈島の雨を気にしない野鳥と少し気にする野鳥について」と題してのお話でした。

雨に強いウミネコ、水辺の野鳥のイソシギ、ダイサギ、ゴイサギ、一方、少雨なら大丈夫ですが、大雨のときは葉陰に隠れていることが多いキジバトを紹介しました。

八丈島は雨の多い島です。この気象条件に合わせ、野鳥はそれぞれの生き方で対応しているようですね。


明日のブログの更新はお休みします。


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