以前、普段使いのオールマイティなレンズとして24-105 mmのズームレンズを紹介しました。今回は、105 mm以上のおすすめの風景撮影用の望遠ズームレンズのお話です。
八丈島は、崖や滝が多く、長年の風や波の力で浸食、形成されたと考えられています。また、豊かな原生林も広がっています。その姿はとても迫力があります。
その壮大な風景の写真を撮影したいのですが、遠すぎて思った通りの写真になりにくいことがあります。そこで、望遠レンズということです。
105 mm以上の望遠レンズ(300 mm以上は超望遠レンズに分類されます。)ですと、Canonの単焦点レンンズでは135 mmと200 mmの焦点距離のものがあります。ズームレンズですと、70-200 mmのものがあります。遠景を撮影するときは、立ち位置の変更が難しいので、後者の70-200 mmのズームレンズが使いやすいです。
私はEF70-200mm F4L IS USMを使用しています。俗にいう小三元レンズの一つです。構成レンズに一枚の蛍石レンズ、二枚のUDレンズが含まれている贅沢な光学設計です。Image stabilizer付きですので、手持ち撮影も安心してできます。
Canonでは、同じ焦点距離のズームで、他に大三元レンズの一つであるEF70-200mm F2.8L IS III USMなど最新のレンズもあります。これを使わない理由は二つあります。一つは、私は短いレンズは主にF5.6-F16の範囲の絞りを使うため。もう一つは、予算の問題です。後者は、私を含め、多くの人が抱える問題ですね。
EF70-200mm F4L IS USMは古いレンズですが、Lレンズです。発色がとても綺麗です。私は緑色が一番好きなので、様々な緑色を出すことのできるこのレンズは自分の撮影目的にマッチしています。
以下は作例です。


様々な緑に包まれた迫力のある風景ではありませんか?
70-200 mm F4は、Canon以外の日本の主力メーカーでもレンズのラインナップに含まれています。今までよりもさらに迫力のある遠景の写真を撮りたい場合、このレンズはおすすめです。中古でお手元のレンズに加えてみてはいかがでしょうか?
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