現在、台風13号は八丈島から南西400 kmのところにあります。速さは25 km/h、中心気圧は998 hPa、最大風速18 m/s、最大瞬間風速は25 m/sです。
これから大雨が降ることが予報されているため、八丈島では、自主避難所を開設し、登龍道路と林道は通行止めとなりました。
2023年9月8日、上記の自主避難所は閉鎖されました。
2023年9月8日、登龍道路の通行止めは解除になりました。
明日(2023年9月8日)のANAの全便、東海汽船の定期便は欠航となりました。
今日は、「2023年9月7日、台風13号が接近する東京都八丈島の様子」と題してのお話です。
今日の昼間、大雨が降りました。昨晩も雨が降りましたので、安全な場所限定で回りました。
ムナグロ
今は野鳥の渡りの季節です。八丈島でもぽつっ、ぽつっと渡り鳥が来ています。
台風が近づきますとその風に飛ばされて、八丈島に来ることもあります。
ザー
大雨が降り出しました。ふと見ますと、雨の中、ムナグロがたたずんでいました。
タカブシギ
昔の八丈島は、水田がたくさんありました。1960年代の航空写真を見ますと、本当に水田だらけの島でした。
私より年上の方から伺いましたが、当時は、今よりもずっとシギやチドリが見られたそうです
今は、八丈島では学習用の水田はあるものの、減反政策により栽培しているものは別のものになりました。そのため、泥が必要なシギやチドリ、サギの羽数は減り、ツバメは繁殖しなくなりました。
よく、「自然は自然のままがいい」と様々な媒体でききますね。でも、実際は、野生動物も人間の活動の恩恵を強く受けています。
八丈島に住んでいますと、いろいろ勉強させられます
八丈島は、ムナグロ以外にも渡り鳥が来ます。ぼ〜っとしていましたら、留鳥とは違うフォルムの野鳥がいました。
タカブシギです
タカブシギは、私はどうでもいい存在に見えているようで、どんどん私に近づいてきました。脅かさないように、そっと撮影させてもらいました。
海沿いの様子
今日は大雨が降ったあと、晴れ間も見られました。
嵐の前の静けさです
空は青空が見え、海も美しい青色になりました。ただ、台風13号が近づいていますので、うねりは海岸まで届いていました。
時間が経つにつれて、波が高くなってきました。海水浴場はすべて遊泳禁止となりました。
荒れた海に近づくのは大変危険です。海沿いから遠く離れた安全な場所から超望遠レンズで撮影しています。
今日は、人が活動する標高ではそれほど風はありませんでした。ところが、上空の雲は速く動いていました。
雨、曇り、晴れ、薄曇り、曇りとめまぐるしく空が変わりました。空が広がりのある景色になりましたので、八丈小島の様子を撮影しました。
今日は、「2023年9月7日、台風13号が接近する東京都八丈島の様子」と題してのお話でした。
八丈島は、嵐の前の静けさで思ったよりも悪天候ではありませんでした。それでも、空は、雨、曇り、晴れ、曇りと変わりました。
風に飛ばされてきたムナグロやタカブシギを観察できました。一瞬でしたが、八丈小島も綺麗でしたね。
八丈島はこれから大雨が予報されています。
大きな災害が起きないことを願っております
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