台風13号は八丈島から離れたところを通過しました。雨も風も比較的軽い影響ですみました。登龍道路と林道の通行止めは解除になりました。
最近、森では落枝が多いです。突風のことも考えまして、今日のツアーは明日に延期しました。
午前中は、登龍道路も通行止めでしたからね
今日も突風による落枝や倒木の恐れがありましたので、山側へは行きませんでした。
例えば、もし、私が無謀にも山へ行き、落枝や倒木の被害に遭ったら、誰が助けに来るのでしょうか?
助けるのは島民の方々です
誰もが危険性を知っているのに、山へ行くなんて救助する側にとってもいい迷惑ですよね。自然の中では、私たちは、救助する側の視点も意識して過ごすべきだと思います。
これは山のお話。私は、海側は素人です。色々悩みましたが、今日私が見たことはブログに書いた方がいいと思いましたので・・・。
今日は、「台風が八丈島の近くにあるときは、海岸沿いには行かないでください」と題してのお話です。
八丈島の海岸沿いは台風13号のうねりの影響を強く受けていました
台風13号の八丈島自体への影響は弱かったものの、海は荒れていました。この怖さは写真ではどうしても表現できません。
写真に波が写っているだけで大波と思ってください
八丈小島は大波に覆われていました。打ち付ける波しぶきとその蒸発(?)によって、今日の八丈小島は、八丈島からは何度か見えなくなりました。
この大波は八丈島自体にも激しく当たっていました。八丈島周辺はほとんど溶岩でできています。大波が陸に当たりますと、潮の水しぶきが広がります。
気のせいだと思って二度見しました
八丈島の南西側だけでなく、今日は八丈島のすべての海水浴場は遊泳禁止でした。
八丈島は噴火で誕生した島です。溶岩が直接海に流れ込み、海岸沿いのほとんどが絶壁で形成されています。
もし、大波の海に落ちてしまったら、絶壁の岩に叩きつけられてしまいます。助かりません。
車を運転していましたら、海岸沿いで不思議なものを見ました。というのも、今日は、当然、人が立ってはいけない場所ですので、私は「人」とは認識できなかったのです。
目が疲れているのかなぁ・・・
まさかと思って双眼鏡を構えると、私の気のせいではなく、「人」でした。
荒れた海に近づくのは大変危険です。海岸沿いから遠く離れた安全な場所から超望遠レンズで撮影しています。
正直、何をしてるのか、私には分かりませんでした
かなりギリギリのところに立っていました。ときどき、波がかかって逃げて、また、元の場所に戻ろうとしていました。
以前、私は、このブログで八丈島の波の怖さについて書きました。
波は何回かに1回大波になります
大波の海に落ちたら最後です
うねりの波には色々なものが混ざっています
大型の台風が八丈島付近を通過するとき、八重根南原線道路は通行止めになります。この通行止めが解除されたとき、ある跡が見られます。
地上に石や物によっては大きな岩が陸に打ち上げられているのです
「八丈島=海=八丈ブルー」確かに、天気がいいときはそのとおりです。でも、その言葉は普遍ではありません。「言葉」のイメージに騙されてはいけません。
台風が近くにあるときは、その「八丈ブルー」の中に何かが混ざっているのです
波の中にある「何か」を写真に収めることはとても難しいです。ものさしがありませんので大きさは不明です。注意喚起としては不十分です。
でも、危険性を知っていただきたいので、稚拙な写真ですが、掲載します。
荒れた海に近づくのは大変危険です。海岸沿いから遠く離れた安全な場所から超望遠レンズで撮影しています。
赤丸で囲まれている5箇所に何か写っていますね。波はただの塩水ではないのです。
海岸沿いに立って「八丈ブルー」の塩水と単純に思ってはいけません。上から落ちてくる塩水の中には凶器があるかも知れません。
ですので、台風が八丈島の近くにあるときは、絶対に海岸沿いに近づいてはいけません
今日は、「台風が八丈島の近くにあるときは、海岸沿いには行かないでください」と題してのお話でした。
私は陸の人です。釣り、ダイビング、シュノーケリングをされている方々、ショップや漁業を営まれている方々に比べたら素人です。
私が書いたことは不十分かもしれません。でも、今日私が見たことの危険性はシェアすべきことだと思いました。
繰り返しになりますが、
台風が八丈島の近くにあるときは、絶対に海岸沿いに近づいてはいけません
明日のブログの更新はお休みします。