11月に入ってから、ツアーの開催数がとても増えました。
ただ、現在は、予約数が増えすぎたことにより、泣く泣く、お断りをする機会が増えています。
大変申し訳ございません
さて、ガイド業は忙しくなりましたが、時間があるときは、さらなる解説ができるよう、常日頃からフィールドの変化をインプットしています。
今日は、「2021年11月中旬、東京都八丈島の身近な野鳥、渡りの野鳥を見てきました」と題してのお話です。
ハクセキレイ
ハクセキレイは、秋以降、急に身近になった野鳥です。1羽2羽というよりも、ある程度の数のグループを形成しています。
ハクセキレイは色々な行動パターンがあります。
- なぜ集まるのか?
- 人間の活動とハクセキレイの行動には関連性があるのか?
考えてみますと、いろいろ面白いですね
ぼんやりと考えていますと、私の近くにハクセキレイが来ました。せっかくですので、撮影しました。
写真では分かりにくいですが、頬の羽毛が少し黄色、くちばしの色も完全な黒ではないことから、今年生まれた個体のようです。
ハマシギ
野鳥の群れを眺めていましたら、イソシギのような個体が混ざっていました。双眼鏡で確認しましたら、イソシギとは別の模様でした。
これって、トウネン?
うろ覚えでした。くちばしが長いので、トウネンではなく、ハマシギのようです。
せわしなく水中の昆虫を漁っていました。
ムナグロ
今年は、例年とは違うアプローチでムナグロと接しています。餌を食べているところ、羽繕いをするところ、眠っているところなど、近すぎない距離で観察しています。
私のことはほとんど警戒しなくなりました。こちらも、無理をしなくなりましたので、これは撮っておこうかな?というシーンのみ撮影しています。
出来るだけムナグロの自然の姿を撮影したいですね
キアシシギ
キアシシギは、私にとっては秋の渡り鳥という位置づけです。そして、警戒心がない個体と警戒心のある個体のギャップが大きい野鳥ですね。
この個体は、はじめは前者か後者かは不明でした。遠くから観察して、受け入れてくれることが分かりました。
許可が出ましたので、キアシシギから近づいてきたところを撮影しました。
ガイド業が忙しくなって、カメラを持つ機会がすっかり減りました。でも、たまには野鳥を観察したり、撮影したりするのは、楽しいですね。
ここでの学び・経験が、ツアーでの話のネタになればと思っています。
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