2024年4月22日、雨の日の東京都八丈島の様子

八丈島のフィールド

今日の八丈島はときおり視界不良でした。

ANAは大丈夫だろうか・・・?

と思っていましたが、全便就航でした。

凄いことだと思います

ANAのパイロットさんたちには本当に感謝です

さて、八丈島は、ひたすら霧雨ときおり強風で強い雨になりました。こういう日に出かけるのは頭のおかしい人かも知れませんが、こういう日ほど何かが起きるものです。


今日は、「2024年4月22日、雨の日の東京都八丈島の様子」と題してのお話です。


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八丈島の朝は大雨から始まりました

今朝は雨の音で起きました。屋内にいても雨の音が聞こえるわけですから、外は相当な雨です。

1時間あたり10 mmを超えた降水量でした

春の八丈島は暖かいので蒸発は始まり、三原山の山頂は霧で覆われていました。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

上向きに咲く花は大変です

八丈島は、雨ばかりの環境のため、シダ植物が多いです。

花をつける植物ももちろんあります。でも、その中のいくつかは上下逆さまに花をつけます。

ハチジョウイチゴ、オオアリドオシ、オオバエゴノキなどは上下逆さまに花をつける樹木として典型的ですね

一方、上向きに花をつける樹木は、花のおしべとめしべが水没してしまいます。遺伝的には仕方のないことですが、苦戦を強いられます。

マルバアキグミの花には水滴が溜まっていました

マルバアキグミElaeagnus umbellata var. rotundifolia
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

野鳥の様子

ツバメチドリ

今年の八丈島は、例年に比べて冬は暖かく、春の訪れも早かったです。

植物の生育を観察してそう感じました

そして、植物からの指標は、動物の行動にも見られました。

渡り鳥のツバメチドリが羽を休めていました

ツバメチドリGlareola maldivarum
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ウミネコ

ウミネコは、海に飛んだり、羽を休めたりと個体によっていろいろでした。強風のときは、風が当たらないところに避難していましたので、このときの行動はみんな一緒でしたね。

ウミネコLarus crassirostris
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ズグロチャキンチョウ

毎日野鳥を観察していますと、わずかな異変でも気がつくことができます。

スズメくらいの大きさの野鳥がピョンと姿を現しました。

でも、このピョンの動きが変だったのです

双眼鏡で観察しましたら、今まで見たことのない行動と模様の野鳥がいました。

体の構造はアオジに近かったです。でも、この野鳥の頭は黒、首とお腹が黄色、肩の部分が茶色、羽は黒と白い線が入っていました。

茶色い鳥って・・・

頭の中で真っ先に浮かんだのがシマアオジ。でも、シマアオジの頭のてっぺんは茶色、肩のところに白いラインが入っています。

そもそも、シマアオジは北海道の野鳥です

シマアオジは数の少ない野鳥です。そして、今は南から北へ向かう風なので、それに逆らって飛んでくるとは考えにくいです。

う~ん・・・

とりあえず、保留で家に帰りました。

図鑑で調べますと、そのものズバリの野鳥がいました。ズグロチャキンチョウという迷鳥だそうです。

びっくりしました

ズグロチャキンチョウEmberiza melanocephala
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「2024年4月22日、雨の日の東京都八丈島の様子」と題してのお話でした。

雨の中の八丈島を回りました。三原山の山頂は霧で覆われていました。

八丈島で上向きに花をつける樹木はたいへんです。マルバアキグミを紹介しました。

八丈島で羽を休めるツバメチドリ、雨の中のウミネコ、迷鳥のズグロチャキンチョウが観察できました。


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