今日はいい天気でしたね。少し、八丈島を回りましたが、美しい八丈小島の姿も見られました。

ここ連日いい天気が続いています。しかし、八丈島の山では、大雨の影響が出ています。
今でも水が滲み出ており、空模様とは異なり、土砂崩れが起きないか、疑いの目で見ていなければなりません。

ヘゴの森の散策路も水没していましたしね・・・
今日は、「2022年10月30日、東京都八丈島のヘゴの森の散策路を修繕してきました。」と題してのお話です。
2022年10月28日のヘゴの森の散策路の様子
先日のヘゴの森ツアーで、びっくりしたことがありました。いつもでしたら、普通に歩ける道が全部水面下になっていたからでした。

水もかなりの勢いで流れていました。
散策路のこの場所は、通常、水が貯まることは全く無く、ヘゴの森ガイド歴6年でも初めての経験でした。
水はどこから来たかと言いますと、ヘゴの森には小川が流れており、その橋から漏れていました。

今日(2022年10月30日)のヘゴの森の散策路の様子と修繕
連日いい天気が続いていましたね。
八丈島の土壌は、土があっても、本土に比べて水捌けはとても良いです。ですので、私も状況はかなり改善されていると考えていました。
ところが、水はまだありました。

状況は、思った以上に悪かったので、水を抜くために水溜りの周辺に排水用の道を掘りました。

小川の川底にある土を除きました
でも、散策路を見上げますと、水が上流から流れてきていました。つまり、排水路だけでは、問題は解決しませんでした。
ヘゴの森には小川があります。先ほどの動画でも分かるように、散策路の水没はこれが原因です。

そこで、小川の水位を下げるために、川に入り、スコップで川底の土砂を除きました。

下流から小川に入り、川底の土を掘り、川の左右に移動させました。


水が散策路に入らないようにするために、さらに橋周辺の川底の土も取り除きました。

これで、橋周辺の小川の水位は下がったと思います。これを境に、散策路への水の移動も少なくなりました。
しかし、2022年10月28日に散策路に手を入れ、その結果が今日の状態です。対策が上手くいっていると考えるのは、まだ早いですね。

状況がどう変化するのか、明日も観察しようと思います
いい天気が続いていても、八丈島の山では、先日の大雨の影響が出ています。環境の様々な変化や兆候を観察し、土地の変化だけでなく、土砂崩れが起きないか注意したいと思います。