ここ数日、八丈島は好天が続いていました。年間降水量3,000mm、全国16位とは思えない天気でした。
そんなわけで、今週は、八丈島に多くの登山愛好家が来島されていました。
ところが、昨晩から八丈島は雨。今朝も降っていました。
このブログでもいつも書いていますが、八丈島の天気は読めません。お問い合わせの電話には、レインウェアの用意をお願いしました。

大丈夫かなぁ・・・?
今日は、「2021年11月7日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
三原山、八丈富士、唐滝を制覇したお客様の方々
ジャンボタクシーから姿を現した9名のお客様の方々を見て、不安はありませんでした。装備はバッチリでした。
お話を伺いますと、三原山、八丈富士、唐滝はすでに制覇したとのこと。現在、唐滝へはガイドの同行が必須です。
みなさんは、晴花日さんのお世話になったそうです
雨はあがり、ヘゴの森は曇り空でした
今日のガイドは、お客様が多いので、私と先輩ガイドの2名体制で行いました。私が先頭、先輩が後ろで解説をしました。

そんなわけで、今日は写真が少なめです
ヘゴの森ツアーの様子
ヘゴの森ツアーが始まる前は雨だったものの、森に入ってから雨は止みました。森の中は、意外と歩きやすかったですね。
八丈島の農業の歴史、富士箱根伊豆国立公園なのに八丈島では何故私有地が90%を占めるか、スギの植林における八丈島の現状などを解説しました。

ヘゴの森の中は、今日はとても明るかったです。でも、空が曇りでしたので、きれいにに撮影することはできませんでした。
それでも、お客様からは感嘆の声がたくさんあがりました。

今日のお客様は装備が完璧です。昨晩、ヘゴの森も雨が降りましたので、散策路が濡れていたり、水たまりがありましたが、問題なく進めました。

途中途中で、ハチジョウカグマ、カツモウイノデ、リョウメンシダ、リュウビンタイ、アオノクマタケラン、テイカカズラ、オオアリドオシ、ヤブコウジ、センリョウ、カクレミノなどを紹介しました。

ヘゴの森を見下ろす高台からも写真を撮影しました。

こんな風に、カメラを頭の上の位置にして撮影しますと、きれいに撮れますよ〜
とお客様に見本を見せながら撮影します。
私が使っているiPhone 12は最新のiPhone 13の一世代前の携帯です。多くの場合、とてもきれいに写ります。
私もフィールドの取材でよく使っています。ところが、今日は光量不足でした。
写真は肉眼で見たものとは全く違うようになってしまいました。実際は緑の色は鮮やかに、暗いところは深みのある緑で、おそらくセンサーの限界なのでしょうね。
お客様も

肉眼に勝るものはないですね
とおっしゃっていました。


次は、裏見ヶ滝ですね〜
天気は快晴ではありませんが、雨はありません。予定通り、今日の3便で東京に帰られるそうです。
そうそう、この掛け合いもやりましたよ。

どちらからいらっしゃいましたか?

東京ですよ

そうですか?
ここも東京なんですけれどもね

笑

笑
このやり取りができるのも、八丈島ならではですね。

今日は、ヘゴの森へいらっしゃいまして、ありがとうございました