昨日のブログで紹介しましたように、2022年10月28日の午前のツアーで、ヘゴの森へ続く散策路が水没していたことが分かりました。
午前のお客様の装備は良く、なんとか歩くことが出来ました。
通常、ヘゴの森コースは運動靴程度で大丈夫なツアーなのですが、今の状況では歩くのも無理です。

午後のお客様はどうかなぁ・・・?
今日は、「2022年10月28日東京都八丈島のヘゴの森の午後のツアーの様子」と題してのお話です。
お客様には私が持っていた長靴で対応しました
お客様は、ヘゴの森コースとヘゴの森散策路全コースの選択をしていませんでした。私も当日の装備で決めようと思っていましたので、さほどの問題ではありません。
ところが、2022年10月28日の午前中のツアーで、ヘゴの森へ続く散策路が水没していました。
お客様は運動靴でした。

もしよろしければ、私の長靴を使っていただけませんか?

OKですよ
でも、どうしてですか?

行けばわかるのですが、今、ヘゴの森へ続く道が大変なことになっています・・・
こうして、ヘゴの森コースのツアーは始まりました。

水没したヘゴの森へ続く道
水没した道の前に来ました。


これはすごいですね
運動靴では無理なのが分かりました
もし、運動靴でしたら、沈んで、くるぶしまで余裕で浸かります。
お客様とお話ししている間も、目の前で、水が散策路を川のように流れていました。

でも、ガイドさんが貸していただいた長靴でなんとかなりそうですね(笑)

お客様は道の様子を伺いながら、このハプニングを楽しまれていました。こうなると、ツアーは楽しんだもの勝ちです。
お客様は、さっそく、近くのコケを見つけて写真を撮っていました(笑)。

ヘゴの森コースの様子

緑が鮮やかですね
本当に恐竜が出てきそうな世界ですね
私たちは頭上をヘゴの葉身で覆われた世界を進んでいきます。


これ、なんですか?

ヘゴは木ではありませんので、断面に年輪が無いんです

この亀の子模様がかわいいですね

これは、頭上にある葉身がとれた跡です
この模様がユニークなので、飾り柱としても使われるようですよ

ヘェ〜


成熟したヘゴは気根で覆われていますが、若いヘゴは鋭い棘で覆われていますので、確認するときは、そっと触って下さいね

はい
お客様は、棘が刺さらないように、ヘゴの茎を軽く手を触れていました。

ちなみに、同じヘゴの仲間でも、ヒカゲヘゴの茎にある葉身がとれた跡は楕円形になっています。

さらに、私たちは、ヘゴの森を進んでいきます。

ヘゴの森を見下ろす高台に来ました。

きれいですね

実は、雨の日や曇りの日の方がヘゴの緑が鮮やかになるんですよ

長靴を履いて来た甲斐がありましたね(笑)



道が水没するハプニングがありましたが、とても楽しかったですよ

事故が無くてよかったですね
今日は、ヘゴの森へいらしていただき、ありがとうございました
ヘゴの森ツアーが終わったあと、スコップを持って散策路の修繕をしました。修繕前の様子です。
散策路の水没は、小川からの水の氾濫が原因でした。そこで、土を盛り、水が漏れないようにしました。

とりあえず、応急処置をしました。しばらく、様子を見ようと思います。