2022年秋、東京都八丈島から去ってしまった渡り鳥たち

八丈島のフィールド

2022年7-9月はヘゴの森ツアーが忙しく、ヘゴの森の外へ行くことは出来ませんでした。

季節の変化に関する情報がほとんど入手出来ませんでしたね

ですので、今年は、例年に比べ、フィールドからの学びが少ないです。

こんな状態で、ガイドとして相応しいのかなぁ・・・?

不安の毎日を過ごしています。

さて、気づいたら2022年11月になってしまいました。八丈島では、いたるところでハチジョウススキが見られる季節になりました。

風でなびくハチジョウススキの穂が眩しいですね

ハチジョウススキMiscanthus condensatus
EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

2022年10月も、あっという間に過ぎ去ってしまいました。

あんな鳥いたなぁ・・・

と思っていましたら、見られなくなってしまいました。


今日は、「2022年秋、東京都八丈島から去ってしまった渡り鳥たち」と題してのお話です。


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セイタカシギ

セイタカシギは、文字では「背が高い」ですが、実際は脚が長い野鳥です。八丈島では、秋の季節では強風のあとに姿を見せる場合が多いです。

体の割に脚が長いので、強風が吹くとよろけるところが可愛いです。

本人は大変なんですけれどもね

この野鳥、脚が長いので、浅い干潟や湖ですと水底まで脚が届きます。水の上を優雅に泳いでいるように見えますが、実は歩いています。

セイタカシギHimantopus himantopus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ツバメチドリ

ツバメチドリは飛んでいる姿を見ますと、本当に、ツバメのように見えます。八丈島では、春と秋に見られます。

春は夏羽で来島しますので、赤色が目立ち、一方、秋は冬羽で来島しますので、地味に見えます。

意外と神経が図太くて、ずっと観察していますと、歩いて近くまで来てくれます。

ツバメチドリGlareola maldivarum
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

クロハラアジサシ

クロハラアジサシも春と秋に現れる渡り鳥です。

見つけるのが大変な野鳥だなぁ・・・

と思っていましたが、ずっと観察をしていますと、彼らが姿を現す場所には偏りがあることが分かりました。

飛翔ルートもパターンがあり、近くに来たところを撮影させてもらいました。

クロハラアジサシChlidonias hybridus
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

八丈島は、秋から冬に歩みを進めています。半袖が当たり前だった服も、冬用の生地で長袖になりました。

さらに、長時間外に出ても寒くならないように、マウンテンパーカも常備するようになりました。

7-8月は当たり前の入道雲もあまり見られなくなりましたね。

ただ、八丈島は太平洋に浮かぶ島。突然の大雨は普通に起きます。

天気に気が抜けないのは、相変わらずです

今日はいい天気でした。せっかくですので、夕方の八丈小島を見に行ってきました。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

今日も綺麗な姿を楽しめました。秋の渡り鳥の紹介は、だいたいこんなものでしょうか?

次回は、八丈島の冬鳥を紹介出来ればと思います

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