先日、アメリカ人の友達とチャットをしました。八丈島が東京であることをとても驚いていました。
COVID-19コロナウイルスの感染者数は未だ増加傾向です。感染拡大の防止要請はまだまだ続いています。したがって、狭い部屋で多くの人々と会ってはいけません。行動制限は退屈で仕方がないですね。
今日は、「八丈島の生き物探しツアー」と題してのお話です。
「今時、外に出るなんて・・・」と思われるかもしれませんね。私は通常はフィールドで単独行動です。人と会うことはほとんどありません。ですので、島民4年目に入りましたが、今だに旅行者と勘違いされます。
はじめに海へ行きました。目的はムナグロを探すことだったのですが、目の前でザッバーンと巨大なものが出てきました。そう、ザトウクジラです。
八丈島は都心から飛行機でわずか1時間弱です。そんな短い移動でザトウクジラが普通に見れてしまうのです。
今日は機嫌が良かったのか、胸ビレを「ハ~イ」と何度も高く上げていました(左個体)。右側に黒く見える個体は左とは別のものの背中です。サービス満点でした。クジラは4月もいてくれそうです。
次は伊豆七島で見られるメジロの亜種のシチトウメジロです。メジロも繁殖期に入り、複雑な声でさえずっています。つがいで移動途中、止まり木にとまったところを撮影しました。
林道を歩いていたら、アオキの花が手頃な距離にありましたので撮影しました。以前、アオキの実の撮影をしましたが、とても大きかったですね。その大きさとは裏腹に、花はとても慎ましやかです。こんな小さな花から、一年後にあんな大きな実になるなんて信じられません。
最後はハチジョウイチゴの花です。これまで、ハチジョウクサイチゴ、カジイチゴの花を紹介してきました。この野いちごは上下逆に花が咲きます。部屋の照明のようです。とても不思議な花です。
今日あげた彼らは普通はあまり目立ちません。私たち島民のすぐそばでひっそりと生活しています。八丈島では身近に様々な生き物とふれあうことができます。
私も要請が早く解けることを祈っています。そのときは、ぜひ八丈島に来島し、お楽しみください。
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