私は、大学生の時に野鳥写真から写真を始めました。ですので、300 mmや400 mmの超望遠レンズからスタートです。
フィールドで観察をはじめると、野鳥は、食べ残し、ペレット、死骸など、様々な跡を残すことがわかってきます。先輩たちからは、それらを証拠として記録するために、50 mmのマクロレンズをすすめられました。今使っているEF50mm F2.5 コンパクトマクロは、EF400mm F5.6L USMの次に買った2本目のレンズです。
私はCanonユーザーです。「おすすめレンズ」でネットで調べると、必ずでてくるのがEF100 mm F2.8L マクロ IS USMです。
今日は、「フィールドで活躍する望遠マクロレンズについて」と題して、EF100 mm F2.8L マクロ IS USMのお話です。
600 mmの超望遠レンズの時みたいに、またまた付き合いから購入することになりました。私は毎回のせられています。ですが、このレンズともせっかくの出会いです。そして、実際に使ってみて、なぜ多くの方々が絶賛しているのか分かりました。
長所
- レンズの前側にUDレンズが使用されています。高画質です。
- 絞りは円形の9枚で構成されています。ピントの合っていない場所はなだらかにボケます。また、逆光でEF50mm F2.5 コンパクトマクロのような六角形のゴーストは発生しません。
- 等倍まで撮影可能です。
- 太いピントリングは、マニュアルフォーカス時にとても使いやすいです。
- Image stabilizerを装備。角度ブレとシフトブレの両方を補正するハイブリッドISとよばれる特殊な補正機構を持っています。
- 内側が植毛されている大きなフードが付いています。余計な光に悩むことはありません。
- 防塵防滴。八丈島では必須です。
短所
- 普通はどのレンズにも必ず短所があるものですが、私が使っている限りでは見当たりません。
50 mmマクロレンズは、以前にも書きましたが、絞るとピントの合う範囲が広くなります。物の記録には最適です。Canon EF50mm F2.5 コンパクトマクロの場合も同様です。しかし、F2.5-F32の絞りの中から、どれが最適の絞り値か決めるのがとても大変です。
EF100 mm F2.8L マクロ IS USMの場合、絞りを絞ってもピントが外れた場所は望遠レンズの特性上ゆるやかにボケます。つまり、ピントの合ってほしい場所のみ絞りを調節すれば、きれいな仕上がりになる訳です。
これができることで撮影がとても楽になります。私の場合は、F5.6とF8のたった2つの条件になりました。それで、きれいな写真になる訳ですから、Canonユーザーで写真の上手な人がこのレンズの購入をすすめ、誰もが絶賛するのがよくわかりました。
以下は、作例です。

EOS6D Mark II+EF100 mm F2.8L マクロ IS USM

EOS6D Mark II+EF100 mm F2.8L マクロ IS USM

EOS6D Mark II+EF100 mm F2.8L マクロ IS USM
EOS6D Mark II+EF100 mm F2.8L マクロ IS USM+LeofotoのLS-254C+LH30の三脚の組み合わせは、軽量かつとても使いやすいです。最近は、いつもこの装備で、林道を散策しながら植物の撮影をしています。
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