最近、雨の日が多くなった八丈島です。気を抜きますとすぐに相対湿度90%を越えてしまいます。
気を付けないと家の中がカビだらけになりますので、湿度計を見ながら除湿機を動かしています。

さて、私たちは屋根のある家に住み、風雨を避けることができます。一方、野鳥はどうかと言いますと、基本的に雨にさらされ続けています。
そんな一面を紹介します。
今日は、「2026年5月下旬、梅雨入りしたような雨の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話です。
雨、雨、雨・・・
2026年5月25日の天気図を見ますと、八丈島付近には前線が広がっています。

この様子を見ますと、しばらくは曇りや雨の天気が続きそうですね。
雨の日の八丈小島は、八丈島からはこんな感じに見えます。
これはまだ良い方で、雨が多いとこの影のような八丈小島は全く見えなくなります。

イソヒヨドリ
現在、野鳥は営巣の時期に入っています。多くの種はすでに巣作りが完了し、産まれた雛に餌を運んでいる最中です。
雨が降り続いていますが、雛の成長は止められません。
チェックしているイソヒヨドリのなわばりを見に行きました。
口いっぱいにチョウ目の幼虫を咥えたメスがいました。このくらいの量の幼虫を運ぶということは、雛の成鳥具合は巣立ち近くです。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
しばらくしますと、メスと交代でオスが来ました。オスもメスと同じくらいの量の幼虫を運んでいました。
雨脚は強くなったり弱くなったり。それでも親鳥はずぶ濡れになりながらも雛に餌を運んでいました。
営巣のラストスパートです。間もなく巣立ち雛が見られますね。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
キジバト
今の時期のキジバトは、ペアと単独が見られます。ペアは巣の作成途中、単独はペアが成立しなかった場合と抱卵が始まった場合があります。

キジバトを見ているだけでも、いずれのケースか想像するだけでも楽しいですね
野鳥ですので、キジバトも雨に直撃です。
キジバトは雑食性と言われていますが、私が観察していた個体は昆虫ではなく種子を食べていました。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
タシギ
以前、野鳥調査の専門の方といっしょにオオコノハズクを探したことがあります。その方とのお話の中で、

ジシギの仲間の識別は難しく、尾羽根を見るまでは簡単には言わないほうがいい
とアドバイスをいただきました。確かに、写真を撮っていますと、同じ個体でも条件によってはタシギに見えたり、チュウジシギに見えたりした経験があります。
八丈島の農地は、昔は水田で覆われていました。その頃はツバメ、サギ、シギ、チドリが見られたそうです。
今は水田はほとんどありません。そうしますと、上述の野鳥は徐々に姿を消し、今ではタシギを含めジシギの仲間は渡ってきても少数となってしまいました。
タシギはおとなし目な野鳥です。人が近づきますと、草むらに隠れてやりすごします。

そっと写真を撮影させてもらって、離れました

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
ダイサギ
野鳥といえども、雨に濡れるのは辛いものです。ずっと雨に打たれていましたら、羽毛に覆われていても体温が下がってしまいます。
近くでダイサギが止まっていました。
初めは頭部を出していたダイサギですが、だんだんと首を短くし、最後は両翼の中に頭部を入れ、風雨を避けてしまいました。
風の強い時に、脅かして飛ばすと骨折の危険性があります。そっと撮影して、後退して距離を取りました。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
今日は、「2026年5月下旬、梅雨入りしたような雨の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話でした。
雨の中、八丈島からの八丈小島の霞んだ眺め、育雛中のイソヒヨドリのペア、餌を探すキジバト、身を隠すタシギ、風雨を避けるダイサギの様子を紹介しました。
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