寝込んでいる間に、あれよあれよと色々と制限が出てしまいました。これは仕方のないことです。
八丈島の冬は、意外かもしれませんが、雪やみぞれが降るときがあります。寒いですね。
雪国育ちの私が寒いと思うということは、八丈島の島民の多くはもっと寒いと感じているかも知れません。
今日は、「冬の東京都八丈島で私が見たいもの」と題してのお話です。
ムナグロ ―英語で太平洋の黄金のチドリとよばれる鳥―
東北に住んでいたときは、冬の私の身近な野鳥はシジュウカラ、コガラ、ヒガラ、エナガでした。八丈島にもオーストンヤマガラという一回り体の大きいカラ類が住んでいます。
でも、私にとっては、八丈島の冬はこの野鳥です。
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EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
ムナグロですね。
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あの〜、ちょっといいですか?
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はい
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胸黒からムナグロという名前になっていると思うのですけれども、お腹は白いですよね。
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そうですね
今は冬羽です
春になると文字通りの胸黒になります
この野鳥、英語ではPacific golden plover(太平洋の金色のチドリ)とよばれています。
確かに、背中は金色なんですよね。とてもきれいです。
私は、冷たい冬の風の中、目で対話しながらこの野鳥と過ごすのが大好きです。お友達になると、眠ったり、あくびをしたり、色々な仕草を目の前で見せてくれます。
シチトウメジロ ―八丈島の代表格の緑色の野鳥―
冬になりますと、鈴の音のような声が木々を移動します。正体はこれですね。
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EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
シチトウメジロといいます。
冬は花が少なくなります。シチトウメジロは花の甘い蜜が大好きなので、冬の時期に咲くヤブツバキの花やアロエの花の近くに姿を見せることがあります。
夢中になってヤブツバキの密をなめるシチトウメジロをそっと撮影させてもらいました。
今年の冬もいいタイミングの出会いを期待しています。
シマテンナンショウ ―コブラのような花をつける植物―
ウラシマソウという植物の名前を聞いたことがありますでしょうか?細いベロのようなものが、浦島太郎が釣りをしている竿に見立ててつけられた名前だそうです。
その仲間、八丈島にも生息しています。シマテンナンショウです。
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EOS 6D Mark+EF50mm F2.5 Compact Macro
私は、この植物を見て、コブラの頭を連想しました。群生を見つけると、緑色のコブラの頭がたくさん地面から顔を出しています。
この植物は少し変わっていて、雌雄異株です。オスの花とメスの花に分かれています。
一般には、小型のものは雄花序、大型のものは雌花序をつけるそうです。
雨が降ったらやっぱり見たいポットホール
私は、台風などの危険なとき以外は、雨でも外に出ます。
フィールドにはすべての天気があります。人に24時間、1ヶ月、1年があるように、フィールドにも同じ時間があります。
知らないことが見られる可能性が高いからです。
もちろん、八丈島では美しい景色がたくさんあります。多くの方々も撮影されていますので、ネットでも見られますね。
私は、頭の少しネジが飛んでいますので、人がいない雨の日に見に行くことが多いです。
その1つがポットホールですね。
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写真には写っていませんが、実は大雨のときに撮影しました。水量が多くなっていて、普段のポットホールとは違った姿を見せてくれます。
ポットホールは、春夏秋冬、いつ行っても美しい場所です。登龍峠やこん沢林道を通らなければいけませんので、運転には細心の注意が必要ですが、おすすめです。
ずらずらっと八丈島の冬に見たいものを書きました。なかなか外には出られませんが、今年も一つ一つクリアしていきたいですね。
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