東京都八丈島でしばらくの間滞在していたシギやチドリのその後

動物

今日の八丈島はどんよりとした天気でした。予報では雨が降り出すとのことでしたが、思ったほどではありませんでした。

こんな日でも、野鳥は元気に活動をしていました。

私は遠くから眺めるだけでしたけれでもね


今日は、「東京都八丈島でしばらくの間滞在していたシギやチドリのその後」と題してのお話です。


以前の記事はここです


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メダイチドリ

メダイチドリの行動範囲は広くなりました。八丈島の海岸のいたるところで見られるようになりました。

もう、島の地形を理解したのでしょうか

風を避けたり、餌をとったりする場所を見つけたようです

メダイチドリCharadrius mongolus
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

キョウジョシギ

キョウジョシギの体の大きさは、メダイチドリよりも一回り大きいです。でも、だいたい、いつも一緒にいます。

ですので、メダイチドリを見つけたときは、一旦周りも確認します。キョウジョシギとメダイチドリは仲がよく、お互い威嚇するようなことはありません。

キョウジョシギArenaria interpres
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

チュウシャクシギ

今年は、チュウシャクシギをじっくりと観察できる年です。曲がっているくちばしですので、水田の少ない八丈島では餌をとるのを苦心しています。

チュウシャクシギNumenius phaeopus
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

種で決まっているとはいえ、不便ですよね

大物のミミズを捕まえればいいのですが、だいたい、甲虫の幼虫です。回数で稼ぐしかありません。


ムナグロ

ムナグロは、換羽が終わった個体とまだな個体の両方が見られます。ムナグロは、たいたい、チュウシャクシギ、メダイチドリとセットで見られます。

ムナグロPluvialis fulva
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

そして、今年はキョウジョシギも加わっています

遠くから観察しますと、チュウシャクシギだけ一回り大きく見えますが、双眼鏡で見ますと、1羽1羽模様がちがうのがわかります。

食べている餌は、みんな一緒ですけれどもね(笑)


写真は約一週間前に撮影したものです。私はカメラを構えますと、撮影に夢中になりすぎる傾向があります。

ですので、初めに書きましたように、今日は、眺めているだけでした。

どんな行動をしているのかなぁ・・・

とゆる〜い感じで見ていました。

写真を撮っていないので、言葉だけの説明ですが、今日のシギやチドリだけでなく、ウミネコ、ツバメチドリも一緒に見ました。

お互い競合しないのか、種間で争ったりもしていなかったです。

今日はこれから明日にかけて暴風雨です。強風が吹きますと、渡り鳥は移動する傾向があります。

もしかしたら、ウミネコを除くシギやチドリたちは、このまま本土へ旅立ってしまうかも知れませんね。

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