東京都八丈島で3日間、ヒヨドリを観察しました

動物

あと1週間で普通の生活に戻れます。

私は単独行動の人なので、日常生活とあまり変わりはないのかも知れませんが、安心して人と会えるのは、やはり大切なことです。

誰とも会うことができませんので、今日も1人でフィールドに出ていました。


今日は、「東京都八丈島で3日間、ヒヨドリを観察しました」と題してのお話です。


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ヒヨドリってどんな鳥?

ヒヨドリはこんな感じの野鳥です

ヒヨドリHypsipetes amaurotis
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

全身も灰色であまりきれいな野鳥ではありませんね。

日本では、ヒヨドリはスズメのように一般的に見られる野鳥です。でも、欧米では、ヒヨドリに相当する野鳥はいないため、海外のバードウォッチャーが見たい野鳥の一種だったりします。


3日間のヒヨドリを観察したきっかけ

私は生物の価値は等価と考えている人です。ですので、この野鳥は珍しいから好きで、この野鳥は一般的だから嫌いということはありません。

ですが、昨年、モズの求愛給餌のシーンの撮影に成功しましたので、

今年も撮影ができるかな?

と淡い期待を持って、モズの行動を見ていました。

モズは気性の激しい野鳥で、近くに他の野鳥がいますと攻撃します。

モズが木にとまりますと、基本、他の野鳥はいなくなります。しかし、モズが去ったあと、なぜか近くにヒヨドリがいたのです。

たったこれだけですが、私は、ヒヨドリはいつもと違う行動をしていると思いました。


よくよく調べてみるとヒヨドリのとまり木は3パターンでした

一般に、野鳥の行動が固定されているときは、巣があるときです。でも、ヒヨドリはまだ巣材を運んでいません。

ヒヨドリは、営巣前です

なのに、なぜかとまり木が限られていました。調べると、たった3パターンでした。

ヒヨドリの行動としては、珍しいです

私とヒヨドリの距離は12 m。通常、野鳥との距離は15-20 mです。私はヒヨドリと相性が悪いので、いつもですと、20 mでも飛ばれてしまいます。

何かがおかしい


ヒヨドリの行動は私を試しているみたいだった

ヒヨドリは、とまり木で、鳴いたり、羽繕いをしたり、羽を伸ばしたりしました。

ヒヨドリHypsipetes amaurotis
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
ヒヨドリHypsipetes amaurotis
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ヒヨドリは色々な動きをしました。私から変な動きを引き出して飛び去るきっかけ引き出そうとしているようでした。

その間、他のヒヨドリが近くに来ますと、追い返したりしました。

なわばりなのかな・・・?

正直、ヒヨドリの行動がよくわかりませんでした。


ヒヨドリの狙いが分かりました

ヒヨドリは、巣でもないのに、なぜかほぼ同じ場所に居続けました。そして、突然、スッと草むらに姿を消しました。

とまり木に帰ってくると、くちばしには真っ赤なハチジョウクサイチゴの実がありました。

ヒヨドリHypsipetes amaurotis
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ヒヨドリがいないときに草むらを調べました。すると、ヒヨドリのとまり木のすぐ下にはハチジョウクサイチゴの実がたくさんなっていました。

このヒヨドリは、この場所にハチジョウクサイチゴの実があるのに気づき、すべて自分のものにするために、ずっと居座り、他の個体を追い払っていたのでした。


これに気づくのに3日かかりました。

慌ててアプローチすれば、ヒヨドリはどこかへ行ってしまいます。行動の理由が何も分かりませんでした。

調べ上げてみますと、ヒヨドリは、ハチジョウクサイチゴの実の成熟時期を熟知しているだけでなく、「どの場所」で実がたくさんなるかを知っていました。

私はバードウォッチャーですので、はじめは、ヒヨドリの周辺の環境には何も興味がありませんでした。でも、モズに対する小さな行動の違いから、ヒヨドリの変わった行動に気付かさせてもらいました。

なかなか、面白い経験でした

次も、フィールドで、私の知らない動物の行動と出会いたいですね

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