嵐の翌日の東京都八丈島の回り方

植物

2021年4月5日の昨晩は嵐のような天気でしたね。ここ、八丈島ではよくあります。

前日に大雨が降ったりしますと、林道や登山道は土砂崩れの恐れもあります。そして、今朝などに林道へ行きますと、土砂崩れがなくても、落枝がたくさんあり、ちょっと進んではどけるの連続となります。

私がよくお客様にいうのは、

出かけるときは、一呼吸おいて

です。何が起きるか分かりませんので、八丈島の道の状態が落ち着いてから出かけた方がいいです。


今日は、「嵐の翌日の東京都八丈島の回り方」と題してのお話です。


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青い空、青い海だけが八丈島ではない

八丈島に移住する前、下見に来たときは、天気がとてもよかったです。

本当に、青い空、青い海でした

乙千ヶ浜から見た黒砂砂丘
EOS 6D+EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM

ただ、雨が多い島であることも知っていましたので、本当のところは実際に住むまで分かりませんでした。

こんな天気はよくあることです

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

でも、住み続けますと、青い空、青い海よりも、こちらの景色の方が落ち着くようになります(笑)

ただ、フィールドは荒れているようなので、今日は身近なところ、特に足元の花を観察しました。


ムラサキカタバミ

ムラサキカタバミは春の時期から咲く花です。数年前は、シチトウスミレの仲間だと思っていた私を笑って下さい(笑)。

今はもちろん違いはわかります。ぜんぜん違うのに、当時は、何で分からなかったのでしょうね?

ムラサキカタバミOxalis debilis Kunth subsp. corymbosa (DC.) O.Bolos et Vigo, 1990
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ムラサキカタバミは南アメリカ原産の帰化植物です。駆除が難しいそうで、実は嫌われている雑草です。


キランソウ

キランソウは今の時期ですと、やすらぎの湯の入口付近にたくさん生えています。この濃い紫色の小さな花の群生はとても目立ちますよね。

キランソウAjuga decumbens
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

私も名前を覚えたのは、最近ですが、特徴的な色の花をつける植物として気づいていました。私が、興味を持ったときは、花が見られなくなったあとでした。

今回は1年越しのリベンジでした。


マツバウンラン

マツバウンランは、今の時期、いたるところで出ています。風が吹きますと、それに合わせてゆらゆらっと揺れます。

マツバウンランNuttallanthus canadensis
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

マツバウンランも帰化植物です。ムラサキカタバミは南アメリカ原産ですが、マツバウンランは北アメリカ原産です。

地球の裏側から彼らは八丈島へ来ました。長い距離を長旅してきたのですから、すごそうに聞こえますが、原因は人の活動がほとんどです。

来ちゃったものは仕方がりません。もう、すっかり八丈島で生育する植物になってしまいましたしね。


嵐のあとは、八丈島は危険な場合が多いです。今日は、山へ行くのはやめました。

でも、身近な場所でも、いろいろな植物が生息しているのが八丈島です。

行く場所がなくなりましたら、ぜひ、足元をご覧ください

おすすめですよ

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