2021年7月17日、東京都八丈島で晴れと雨の境目にいました

八丈島のフィールド

ここ最近、ガイドをしながら、色々なデータを予備的に集めて結果を考察していました。そして、環境条件と結果がほぼ1:1になりました。

ここまで来ますと、先はある程度読めます。子供たちと早く科学クラブを再開したいです。


さて、八丈島は夏が始まろうとしています。ですが、完全な夏ではありません。

こんな時、狭い八丈島ですが、晴れの場所と雨の場所が同時に存在する面白い現象が起きます


今日は、「2021年7月17日、東京都八丈島で晴れと雨の境目にいました」と題してのお話です。


スポンサーリンク

八丈島の晴れと雨の境目

川端康成の雪国は、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」から始まります。でも、八丈島では、「トンネルを抜けると雨だった。」となります。

都道215号で坂下から坂上に向かうと、大坂トンネルを通過すると突然雨になりました。

空を見上げますと、その境目はこんな感じです。

iPhone 12

左半分が雨雲、右半分が青空です。こんな嘘のような本当の話が八丈島では現実に起きます。


八丈島に住むアオスジアゲハは繁殖期です

最近、八丈島では、黒い翅に青い模様のチョウがよく飛んでいます。アオスジアゲハといいます。

そして、塊で飛ぶことが多いです。

アオスジアゲハGraphium sarpedon
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

多くの場合は、2〜3頭です。でも、このシーンは稀で、複数の個体が集まっていました。

おそらく、1頭メスから放出されたフェロモンによって集められたオス群だと思います。

昆虫の生理や匂い受容分子機構の研究をしてきましたが、昆虫の生態観察はまだまだ苦手です

もう少し良いシーンを撮影したいですね


たくさんの朱色の花をつけるヒメヒオウギズイセン

もう、シーズンは少しずれてしまいましたが、6月下旬〜7月中旬にかけて、八丈島では朱色の花をたくさん付けた植物が現れます。

ヒメヒオウギズイセンCrocosmia × crocosmiiflora (Lemoine) N.E.Br.
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ヒメヒオウギズイセンといいます。原産地が南アフリカのヒオウギズイセンとヒメトウショウブの交配種という変わり種です。

きれいなのですが、繁殖力が旺盛で、八丈島では毎年見られる花です。


八丈島のどこでも見られるシマホタルブクロ

今の時期は、シマホタルブクロは海沿いでも山でも見られます。今日は、晴れと雨の境目で、主に雨に打たれながら観察をしていました。

シマホタルブクロCampanula microdonta Koidz.
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

スローシャッターで切りましたので、雨は写っていませんが、けっこうな雨の中での撮影です。

私にとっては、シマホタルブクロは八丈島の雨の中で咲く花です

しっとりとして、派手さのない美しさに惹かれます

ですので、晴れと雨の境目ですと、どうしても雨側に行き、シマホタルブクロを見に行ってしまいます。


視線を上に向ければ、そこは雨水の蒸発が作った霧の中です。

iPhone 12

八丈島は、青い空と青い海が魅力的な島です。でも、それ以外の世界も存在し、今日のように、晴れと雨の境目で、私たちの目を楽しませてくれる島でもあります。

まもなく、観光シーズンです。島のルールを守って、ぜひ八丈島をお楽しみくださいね。

タイトルとURLをコピーしました