私は八丈島で色々なものを撮影します。その中で、野鳥写真が一番得意です。

ですので、このブログの初期のころは野鳥写真をメインに掲載していました。

でも、最近、その野鳥写真の掲載が減っているのに気づいた人はいますでしょうか？

「まずいな・・・」と思ったからです。悩みましたが、八丈島で野鳥写真を撮る人に対して、伝えた方がいいと思いましたので・・・。

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野鳥の行動や表情の異変に気づく

野鳥は顔を羽毛で包まれているため、そうそう感情が表情には出ません。でも、顔をくしゃっとして飛び去る個体に出会いました。

昨年から気づいたことです。本来ならば飛ばない距離なのに、なぜか飛び去ったり、嫌悪の態度を見せる個体が増えました。

私は野鳥と仲良くなってから撮影します。そうすれば、野鳥から許可を得ていますので、自由に撮影させてくれるからです。

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撮影優先の方が増えているようです

私が野鳥を撮影するときは、双眼鏡を使った観察からスタートです。野鳥の仕草を観察して、近づくのを許してくれるようでしたら撮影しますし、そうでない場合は諦めます。

脅かすと危険な生き物として覚えられて、距離をとられてしまうからです。

さきほど、野鳥の変な行動のお話を書きました。その原因をいくつか見ました。

野鳥との関係を築く前にいきなり近づいたり、立入禁止のところへ入ったりする人を見ました。

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写真を始めたら誰でも野鳥を大きく撮りたい

最近は焦点距離600 mmのレンズを使う人が多いです。でも、使った人ならば分かると思いますが、600 mmのレンズでも野鳥を大きく撮影することは難しいです。

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1年間、自分も野鳥に迷惑をかけている原因の1人と考えていました

私は短いレンズから野鳥写真をスタートしたため、400 mmのレンズを使っても野鳥をアップで撮影できる技術を持っています。

このような人が600 mmのレンズを使えば、トリミング（写真を切って拡大すること）をしなくても、野鳥を大きく撮影することができます。

でも、その写真をブログにあげたら、見ている人は同じ写真を撮りたいと思うのは当たり前のことです。同じ600 mmのレンズを使えば、同じ写真が撮れると思うのも仕方がありません。

夢中になったら、立入禁止の場所に入ったり、フィールドを荒らしているのも気づかないことでしょう。

私が写真で助長したからこのようなことが発生したと言われても仕方がありません。そのようなことを少しでも助長しないように、野鳥写真が掲載されているブログの記事数を減らしたり、魅力的な写真は控えたりするようにしました。

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言葉の通じない野鳥への配慮が必要

600 mmのレンズを使っても、野鳥を簡単に大きく撮影することはできません。野鳥写真は撮影技術よりも前段階が多いのです。

残念ながら、私たちと野鳥は会話をすることができません。ですので、双眼鏡で観察して、自身の動きと野鳥の態度のやりとりで、対話を続けなければなりません。

野鳥が危害を加えられないという理解を持ってもらって、初めて撮影ができるようになります。

慌てずにゆっくりと野鳥にアプローチし続ければ、いつかは大きな収穫ができます。

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今日は、「1年間、野鳥写真をどう掲載したらいいか悩んでいました」と題してのお話でした。

本来ならば飛ばない距離なのに、なぜか野鳥が飛び去ったり、嫌悪の態度を見せる個体が増えているのに気が付きました。

そして、原因と思われる場面に遭遇しました。野鳥との関係を築く前にいきなり近づいたり、立入禁止のところへ入ったりする人を見ました。

写真を始めたら、誰もがいい写真を撮りたいです。誰もが思うことです。私もこのようなことを促す1人と思いました。

それで、ブログでは、意図的に野鳥写真を減らしていました。

でも、できれば知ってほしいのですが、私は、先に野鳥と仲良くすることを推奨します。そうすれば、私と同じような、あるいは、もっといい写真を撮影できます。

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