2022年8月5日、雨上がりの東京都八丈島を回ってきました

八丈島のフィールド

昨日は、都心は雷で、ANAのフライトスケジュールが大変なことになっていましたね。八丈島空港では珍しく、19:00近くの着陸でした。

そして、八丈島も昨晩から今朝にかけて雷でした。

雨のおかげか、今朝は、最近の中でも、特に涼しい朝でした。

せっかくの全休だし、外に出ようか・・・


今日は、「2022年8月5日、雨上がりの東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話です。


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梅雨と夏の中間のような景色の八丈小島

ここ最近は、ガイドが連続していました。ですので、八丈小島の景色の変化に無頓着でした。

快晴ではありませんが、八丈小島を見に行きました。若干、青空は見えるものの、八丈小島の大平山の山頂付近には雲がかかっていましたね。

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一見、曇り空のようですが、頭を120˚向きを変えますと、青空が見えていました。

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今日は、晴れたり、曇ったり、小雨が降ったりと忙しい天気ですね


見落とした花を探しに行きました

私はガイドですので、仕事(副業)では山にいることが多いです。そして、夏休み期間にも、八丈島では色々な花が咲くのですが、最近は追うことが出来ませんでした。

せっかくですので、歩いて散策してみますと、雨に打たれたハマナタマメが見られました。

花の時期としては終わりの方ですが、何とか間に合いましたね

ハマナタマメCanavalia lineata
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

また、今の時期になりますと、八丈富士側では小さな花を環状につけた野草が姿を現します。

クルマバナです

クルマバナClinopodium chinense subsp. grandiflorum
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

野草の花を見て、季節の移り変わりを知ります

時が経つのは、とても早いですね


キジのペアを追う

私は八丈サイエンスクラブの講師もしています。子供たちは、本に書かれていないことを研究しますので、常日頃から研究のテーマ探しをしています。

どんなときも、目を左右に動かして、自分が気が付かなかったことを探しています。もちろん、見たものすべてが研究テーマにはなりませんが、母数として多ければ多いほど、質の高い研究ができます。

これって、どうやって仕事のタイムカードとして切ることができるのだろうか・・・?

と疑問はありますが、私は、成果を基に自身の労働を評価されればいいのではないかと思っています。

実際、研究者時代も、結果で評価されていましたし・・・

そうやって、普段から、横目で色々なものをチェックしているのですが、その中に、キジの行動も入っています。

いつもは、気づいた時点で、出現日時・場所を記録しています。そして、今日は、その結果が、再現性があるかを見に行ってきました。

キジは、一夫多妻制のはずですが、私が見ているキジはペアで行動をしています。

メスは、背景に溶け込むパターンの羽の模様をしていますので、注意しないと見つかりません。

ペアで歩くときは、メスが先を歩いていますね

で、オスはどうしているかといいますと、メスから少し離れて歩き、メスに危機が迫ると、首を伸ばして、派手な模様の頭で、天敵の視線を引きつけます。その間に、メスは藪の中に消えます。

今日は観察が中心でした。オスもメスもリラックスして、羽繕いをしているところを見ることが出来ました。

キジPhasianus versicolorのメス
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
キジPhasianus versicolorのオス
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

このような継続した観察が、今、この瞬間、八丈サイエンスクラブの何に役立つかは分かりません。でも、将来、野生動物の生態に興味を持つ子が現れたら、観察と考察のノウハウを教えてあげたいと思います。


久しぶりの全休でした。小さな八丈島も、色々な変化が見られましたね。

8月は多忙になりますが、今後も、横目を使って、子供たちの研究のアイディアは集め続けたいと思います。


仕事のため、明日のブログの更新はお休みします。

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