昨日は、八丈富士と三原山の上空に薄い雲が出ていました。
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夕焼けはダメかな?
と軟弱に外に出るのをやめました。
今日の八丈島の天気は雨。ここずっと、建物の中での仕事でしたので、ようやく外に出れると思ったのですが・・・
今日は、「2020年8月24日、雨の天気の八丈島を回り、景色、野鳥、野草を見てきました」と題してのお話です。
人に24時間あるように、フィールドにも24時間あります。人に様々な天気があるように、フィールドにも様々な天気があります。
もし、そうならば、雨の天気でも何か見ることができるかもしれません。というわけで、今日は雨ですが、八丈島を回りました。
ただし、昨日は豪雨がありました。八丈島では、豪雨の後、山では土砂崩れがよく起きます。
安全のため、林道を避け、平らなところを回りました。
回りを見回しても、雨、雨、雨。でも、久しぶりの雨ですので、坂下の農家の方々は恵みの雨かもしれません。
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頭上を大きな影が通過しました。遠くの枝に留まりました。
超望遠レンズでのぞいてみると、ヘクソカズラに包まれた枝に「影」が留まっています。カラスバトでした。
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EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
速いシャッタースピードで撮影しているので、雨はほとんど写っていませんが、カラスバトはかなりの量の雨に打たれていました。
次は海沿いへ行きました。雨は写真には写っていませんが、土砂降りです。
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八丈島は南国の爽やかなイメージ写真が多いですが、このような雨の天気も当然あります。個人的には、しっとりした色が好きなので、このような雨の天気の八丈島に私は惹かれます。
足元にチクっと痛みが走りました。目線を足元に向けると、花が咲いています。
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EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM
ハマアザミです。八丈島は溶岩でできた島ですが、たくましく育っています。
海沿いに生息する植物は葉が厚いものが多いです。ハマアザミも例に漏れずです。
もう少し、葉の棘は柔らかい方がいいのですが、これは身を守るためなのでしょうか?
最後はハマナタマメ。最近、ピンク色の花が目立っていましたので、目にとまりました。
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EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM
あと約一週間で8月も終わり。気づかないうちに、季節は流れていきます。
雨の量が少ないようでしたら、明日はもう少し足を伸ばしていきたいと思います。
八丈島は、一見、雨だと何も見るものがないと思うかもしれません。それは、ヒトの先入観です。
無茶しなければ、色々楽しむことができますよ。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
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