八丈島は梅雨のような天気ですね。青空はおろか、三原山と八丈富士の山頂も厚い雲で覆われて全く見えません。
しかも、明後日には台風4号が八丈島近辺を通過します。
夏はもう少しあとになりそうです
最近、色々詰まっていましたが、今日は少しだけ時間がありました。
ちょっと出かけてみようか・・・
今日は、「2022年7月4日、東京都八丈島で野鳥を見てきました」と題してのお話です。
アマツバメ
アマツバメは八丈島で繁殖をしているようです。今日も交尾のときの声を聴きました。
アマツバメは崖に巣を作るといわれています。
いつかは見てみたいですね
さて、山ではアマツバメがビュンビュンと飛んでいます。昆虫の羽化の時期と重なっていますので、餌の狙い時なのでしょうね。
あまりにも近くで飛びますので、アマツバメの羽音が聞こえます。当たらないか心配ですが、一応、私のことを見ているようです。
キジ
八丈島におけるキジの繁殖期は、長いのかも知れません。昨年の今ごろは、巣立ち雛も見ましたが、今日もペアのキジを見ました。
メスは地味な模様で背景に溶け込みやすい姿をしています。オスと並んで歩いていましたが、オスは立ち止まり、メスは早足で草むらに入りました。
オスが囮になっていましたので、その瞬間だけ、撮影させてもらいました。
アマサギ
アマサギは場所によっては、まだ、八丈島にいるようです。亜麻色の羽毛もかなり濃くなってきました。
ふと見上げますと、アマサギがじっとこちらを見ていました。
警戒されているようでしたので、数枚撮影して場所を移動しました。
コサギ
コサギのくちばしの付け根の色が青っぽくなってきました。尾羽がボサボサになっていますが、これはコサギの夏羽の特徴だそうです。
昆虫からミミズまで、長いくちばしを使って器用に捕まえていました。
チュウサギ
コサギを観察していましたら、急に土砂降りになりました。このとき、八丈島では1時間あたり20 mm近くの大雨が降りました。
このような豪雨になりますと、土砂崩れの危険性が出てきます。山から離れないといけません。
野鳥は、お互いの行動を見ています。コサギが私の側にいましたので、チュウサギが空から降りてきました。
チュウサギは、土砂降りの中を、大股で歩いていました。
これから夏休み期間です。ヘゴの森のガイドが忙しくなりますね。
しばらくはデータ採りですが、時間が出来ましたら、そのデータを基に撮影してみたいですね。
明日のブログの更新は、お休みします。
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