昨日、2024年4月24日は、雨風がだんだん強くなり、最後は暴風雨になりました。
ANAの3便は欠航でした。
一方、東海汽船の定期便は波の低い八重根港へ着港しました。このような条件のときは、橘丸は八丈小島と南原千畳敷の間を通過します。
雨の中、そのシーンを撮影しました
八丈島は天気の変わりやすい島です。24時間後の今日、暴風雨は去り、カラッと晴れになりました。
今日は、「2024年4月25日、晴れの日の東京都八丈島の様子」と題してのお話です。
青空の下の綺麗な八丈小島
昨日の灰色の世界とは売って変わり、今日は曇り空から一気に青空になりました。
八丈島は天気が変わりすぎです(笑)
強い日差しと青空のもと、八丈島から4 km離れている八丈小島を見ました。
白い雲、青い空、鮮やかな緑、青い海と、彩度がキツすぎて目が痛いくらいでした。
八丈小島、とても綺麗でしたね
ウミネコは海を背にするシーンが似合います
冒頭でも書きましたように、昨日の八丈島は暴風雨でした。ウミネコにも激しい雨が叩き込まれていました。
今日は昨日の天気からは想像できないような晴れ。ウミネコは、海沿いの岩にとまり、日の光を体に当てていました。
スダジイの花が咲き始めました
昨日は大雨が降りましたので、安全なところのみを回りました。
八丈島の山は、冬の深緑から、初春の黄緑と深緑、今は黄緑の面積が増えています。
この黄緑は、スダジイの新芽と花です。遠くからですと、よく分かりませんので、望遠レンズで撮影しました。
黄緑色の葉がスダジイの新芽、数珠上に並んでいるのが花です
待っていたホウチャクソウが咲き始めました
私はもともとバードウォッチングに偏った自然ガイドです。初めは、植物には全く興味がありませんでした。
でも、八丈島に来てから、植物も常に変化することを知り、面白いと思うようになりました。
私は、他人から学ぶよりも、自分で観察する方が好きです。ですので、植物の特徴を観察してから、最後に植物の名前を図鑑で知ることが多いです。
そして、自力で初めて同定できたのがホウチャクソウです
実物は図鑑の写真と違いました。
葉の出方、花は完全な白ではなく若干緑色が混ざっていることなど、驚くことばかりでした。
この学びの喜びを忘れないように、私は毎年ホウチャクソウを見に行っています。
タイミングよく、花を咲かせていました
ゼンマイの新芽
春は新芽ラッシュです。それぞれ特徴があるのですが、粉をもつ変な植物が見られます。
粉は胞子です。ですので、この変な植物はシダ植物です。
胞子を持つのが胞子葉、普通の葉が栄養葉です。この植物は分業をしています。
これは、山菜そばに入っているゼンマイの新芽です
雨、霧で覆われた八丈島の山ですが、その間に植物は生長をしていました。
今日は、「2024年4月25日、晴れの日の東京都八丈島の様子」と題してのお話でした。
たった24時間経っただけですが、灰色の世界から青い空と青い海の世界になりました。
八丈小島がとても綺麗でした
同じように、ウミネコは土砂降りの世界から晴れの世界に連れてこられました。
雨と霧に覆われた八丈島の山では、スダジイは新芽と花をつけ、ホウチャクソウは咲き、ゼンマイは新芽を出していました。
もうすぐ初夏ですね
明日のブログの更新はお休みします。
PR