2025年3月28日、大荒れの東京都八丈島の安全な場所限定で回ってきました

生活

今日(2025年3月28日)の八丈島の天気予報は暴風雨でした。確かに今朝は雷がありました。

それよりも今日は風がすごかったですね

気象庁の記録では八丈島の風は南西あるいは南南西の風で強いところで9.6 m/sでしたが、体感ではそれよりも強かったです。

今日は迂闊に山側には行くべきではないと思いました。実際、瞬間最大風速は南南西の風で20.1 m/sでした。

おそらくこの天候の影響で、樫立および中之郷地区では停電が発生しました。また、東海汽船の定期便は就航したものの、ANAは全便欠航となりました。


今日は、「2025年3月28日、大荒れの東京都八丈島の安全な場所限定で回ってきました」と題してのお話です。


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八丈島は強風の中、真っ白の世界

今日は悪天候のため久しぶりに本業がお休み。強風で山側は落枝や倒木の可能性がありますので、八丈島の安全な場所限定で回りました。

先日まで強い西風で八丈島も黄砂の影響で空は白く、場合によってはうす黄色く見えました。ある程度の大きさの物質が空気中に含まれますで、八丈島では珍しく何らかのアレルゲンが漂っていたと思います。

八丈富士も三原山も薄い雲で包まれ、山頂は全く見えませんでした。

試しに八丈島から4 km離れている八丈小島を見に行きました。晴れの日はクリアに見える八丈小島も薄い影のような状態で見えました。

南側からの風の影響で海のうねりも大きかったです。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
荒れた海に近づくのは大変危険です。安全な遠くの場所から超望遠レンズで撮影しています。

タヒバリ

こんな強風の八丈島ですが、野鳥はたくましいものです。

タヒバリは、きちっと居場所を確保していました。体の小さい野鳥は少しの凹みで強風をやり過ごし、春のわたりに備えてコウチュウの幼虫をせっせと食べていました。

タヒバリAnthus spinoletta
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

モズ

今年の春はモズを重点的に観察しています。八丈島ではほとんどのペアの形成は完了しており、メスの出現回数が減り始めています。

巣作りと、もしかしましたら抱卵が始まっているのかも知れません

一時期、メスは求愛給餌にともなう声を出していましたが、数日のうちにこの行動が終わってしまいました。

今年はモズの求愛給餌のシーンは見られませんでしたね

現在は、オスはなわばりのパトロール、時々大物の餌を捕まえてメスに運んでいると思います。

モズLanius bucephalus Temminck & Schlegel, 1847のオス
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

キジ

キジもなわばりのパトロールをしています。キジのオスは静かに歩くので出会ったときは、こちらもびっくりさせられます。

ところどころでさえずりますので、この声を基にメスがオスに会いに来ます。写真は撮れませんでしたが、メスに出会ったオスは求愛ディスプレイをしていました。

キジPhasianus versicolorのオス
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「2025年3月28日、大荒れの東京都八丈島の安全な場所限定で回ってきました」と題してのお話でした。

あまりの強風で八丈島では停電が発生し、ANAの全便が欠航しました。

野鳥は強風をやり過ごし、タヒバリは渡りの準備、モズとキジは繁殖の準備をしていました。


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