昨日(2025年2月15日)は久しぶりの青空が広がるとても良い天気でした。
風は弱く、海は凪。八丈島のXではたくさんの方々が、河津桜の開花やザトウクジラの情報を発信していましたね。
私はといいますと、先日のアレルギー症状と気圧の変化(交通事故の後遺症)でダウンしていました。
さて、昨日よりは体調も回復し、外を眺めました。

雨でした(笑)
でも、曇りや雨が悪いかといいますと、私にとってはこちらの天気の方がいつもの八丈島だったりします。
私は、八丈島を、雨を見つめ雨について考えられる人生で貴重な場所だと思っています。
今日は、「2025年2月16日、雨の東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話です。
厚い雲に上部を覆われ、黒い世界の八丈小島
昨日は綺麗な青空の八丈小島が見られたそうです。しかし、わずか24時間後、私たち、八丈島の島民の頭上には厚い雲が覆っていました。
今朝は、それに加えて強い雨が降りました。
物語では暗雲は悪い予兆ですが、私は科学者だったためか、現実世界にはそんなものは無く、単なる気の持ちようだと思っています。

晴れの日と同じように曇りの日や雨の日も、人生にとっては大切で唯一無二の一日なのです

雨の日もいつもの野鳥のデータ採り
私は、野鳥の出現場所や行動を調べ尽くして、高確率の条件で撮影します。

ですので、ほとんど狙い撃ちですね
特に最近は、QGISとQFieldのお陰でデータ集めが効率的に進んでいます。
ハクセキレイ
八丈島は本土と比べて気温が温かいため、意外と野鳥がアクセスしやすい草むらに昆虫が潜んでいることがあります。
ハクセキレイは、八丈島では冬鳥です。そして、理由は分かりませんが、彼らは何故か枯れ草の根本に昆虫の成虫あるいは幼虫が潜んでいることを知っています。
ですので、雨で一見、見難くなったとしても、ハクセキレイとは出会うことができます。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
オオバン
オオバンも冬鳥。今年は例年に比べて多くのオオバンが八丈島で越冬しました。
初めは大人しかったオオバンも、ペアづくりの時期になりますと、闘いが始まりました。観察を続けていますと、季節の変化とオオバンの行動が連動していることが分かります。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
キジバト
正直に言いますと、曇りや雨だと、野鳥の行動は弱くなります。ただ、それは一般的であって、例外もあります。
海沿いでザトウクジラがいるかどうか眺めていました。そうしますと、私の近くを影が通過しました。
双眼鏡で確認しますと、ペアのキジバトでした。
地上は溶岩なのですが、キジバトの足の裏が頑丈なのか、気にせずに歩いていました。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
ザトウクジラ
昨日はザトウクジラ祭りで、八丈島周辺の海でたくさんの個体が観察されたそうです。今日は打って変わって雨時々曇り(というか私が出ていたときはほとんど雨)。
海を眺めても、たま~にブローが見られただけでした。
そもそも、一生懸命探している人が見つけるならばともかく、私のようにたまに海を見る人がザトウクジラのいいシーンをそうそう見られるはずがありませんね。
そんなわけでぼんやりと海を眺めていましたら、遠くですが、ザトウクジラが船の近くでヘッドスラップしているシーンを見ました。

一応、証拠写真です(笑)

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
今日は、「2025年2月16日、雨の東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話でした。
昨日よりも体調が良くなりましたので、雨時々曇りの天気でしたが、野鳥のデータ採りと、ハクセキレイ、オオバン、キジバト、ザトウクジラを観察してきました。
明日(2025年2月17日)八丈島着の東海汽船の定期便は欠航となりました。
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