昨日今日と、八丈島はとても寒いです。といって、気温4℃くらいなので、北国の人には怒られそうですね。
北陸は大雪のようです。八丈島に来る前は富山県に住んでいましたので、とても心配です。
被害が少ないことを祈っています
午前中は環境調査。歩いていますと、雪のようなものが降ってきました。
これは、あられです。山の上の方は寒いので、積もっていました。
今日の八丈島はこんな環境ですした。野鳥はどうしていたでしょうか?
今日は、「2021年12月27日、冬の東京都八丈島で野鳥を撮影してきました」と題してのお話です。
ハクセキレイ
昨年まではハクセキレイは、観察も写真撮影も苦手な野鳥でした。
顔を合わすと、すぐ距離をとられるんですよね
でも、今年はけっこう近くで観察できるようになりました。
ハクセキレイと呼吸が合ってきました
ハクセキレイは枯れ葉の下に隠れている昆虫を探していました。狙いを定めているところを撮影しました。
タヒバリ
八丈島では、タヒバリは、意外と、ハクセキレイと行動を共にします。同種の群れでの捕食者の監視、そして、多種による捕食者の監視と2重の体制です。
ですので、ハクセキレイとタヒバリと両種と仲良くならなければなりません。ず〜っと観察して、こっちを振り向いたところで撮影しました。
ムナグロ
私が八丈島に来て、一番仲が良くなったのは、ムナグロですね。関係が築けていない時は遠くから観察させてもらい、仲が良くなりましたら3.5 mまで近づくことを許してくれます。
ど〜でもいい人と思われたら、ムナグロは地面に座り目の前で眠る姿も見せてくれます。
キョウジョシギ
キョウジョシギは、ムナグロほどは気を許してくれません。ですので、じっとして、キョウジョシギの方から私の方へ近づくのを待つしかありません。
一回、怖い思いをさせてしまいますと、次はありません。何も考えず、ぼ〜っとしていましたら、気づいたら近くに来ていました。
せっかくですので、撮影させてもらいました
EOS R3を使用して分かったこと
ハクセキレイとタヒバリはEOS R3で撮影したものです。オートフォーカスは完璧ではありませんが、野鳥の瞳、頭部あるいは体を継続して追い続けますので、あとは連写をするだけです。
多くの場合、撮影したい写真は、結果的に連写された写真の中に入っているという形で出てきます。
撮影は本当に楽です。撮影が楽ということは、それだけ野鳥を脅かす機会が減ります。
EOS R3は野生動物を撮影するにはもってこいのカメラだと思います
一方、ムナグロとキョウジョシギはEOS 7D Mark IIで撮影しました。
EOS R3と比較しますと、EOS 7D Mark IIの方がコンパクトで使いやすいです。
シャッターを切る時に集中力が必要です。ミラーレスカメラに慣れていますと、シャッターを切った時、EOS 7D Mark IIのミラーショックが「ドン」と手に響き、驚かされます。
EOS R3もEOS 7D Mark IIも、どちらもいいカメラです。今は、状況に合わせて両カメラを選択し、野鳥を脅かさないのを最優先に撮影させてもらっている感じですね。
もう少し経験を積んだら、また、EOS R3の使い勝手やEOS 7D Mark IIとの比較を書きたいと思います。
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EOS R3