時は流れるのは早いもので、2025年1月も2週間が過ぎてしまいました。
今年の八丈島の冬は、曇りの灰色の空、風のある日が多いですね。経験的にこのような環境では、野鳥との出会いが少ないです。
まあ、このような天候では無理せずに、野鳥と出会えたらラッキーくらいの気持ちで出かけました。
今日は、「2025年1月14日、晴れ、曇り、小雨、しけの東京都八丈島の野鳥たちの様子」と題してのお話です。
暗い八丈小島
テレビ、YouTube、雑誌などの媒体では、八丈島はとても綺麗な景色の場所として紹介されます。これは、天気が良い時はまったくその通りです。
ところが、今日私が出かけたとき、空は灰色、波は溶岩の海岸に打ち付け水しぶきが上がっていました。八丈小島を見ましたら、空の影響で暗い感じになっていました。
オオバン
一周60 kmの八丈島ですが、その地形は複雑です。ということは、風が吹きますと、直接当たるところもあればそうでないところもあります。
オオバンを見に行きました。一度、すっと離れましたが、私の場合はそのあとすーっと近づいてくれます。
あっ、これは大丈夫
と判断されます。近くに来て自然な姿を撮影させてもらいました。
ダイサギ
今年の八丈島の冬は風が強いのか、渡り鳥の出入りが激しいです。
いきなり白くて大きい塊が動きました。最近アオサギを見ていますので、サギの仲間と思いました。
双眼鏡で確認しましたら、とにかくデカイ(笑)。
ダイサギでした
ダイサギは私に目もくれずひたすら餌を食べていました。
モズ
八丈島では、モズは写真が撮れそうで撮れない野鳥です。
モズはなわばりの高いところに止まります。周囲を良く観察していますので、人を見つけるのがとても早く、あっという間に飛び去ってしまいます。
焦点距離600 mmの超望遠レンズを使ってもあまりいい成果はないんですよね
波の様子を撮影するために焦点距離70-200 mmの望遠ズームレンズをつけて海沿いの道を歩いていました。
そうしますと、ひゅっと私の目の前にモズが止まりました。私は気づいたのですが、モズの様子が変です。
この場所は波が溶岩の海岸にぶつかる大きな音、モズが遠くを見ていたことから、私はモズの視界から外れていたようです。
そんなバカな・・・
と思いつつ、すぐそばのモズを短い望遠レンズで撮影しました。
チョウゲンボウ
八丈島ではチョウゲンボウは毎年冬に渡ってきます。ただ、例年と比較して今年は環境条件が違うのか、チョウゲンボウの出現場所が異なります。
気を抜いてぼ~っとしていましたら、近くでひらひらとホバリングをしていました。
何でこんなところにいるの・・・?
と思いつつ撮影しました。
ミサゴ
2024-2025年の冬は、ミサゴの観察に力を入れています。ミサゴは魚専門の猛禽で、これだけで変わり者です。
風速、風向き、気温、天気の環境条件で、姿を現す場所が変わります。大まかには出現場所は決まっていますが、まだまだデータ数が少なく、予測は百発百中ではありません。
今年はできるだけ多くデータを採りたいですね
今回はたまたま。予測コースに飛んでいるところを撮影させてもらいました。
八丈島はしけ
数日前は凪だった八丈島ですが、それは一瞬。今日はしけでした。北側を眺めますと、怖い姿の波が次々と海岸に打ち付けます。
自然は相変わらず怖いですね
こんな海なのにミサゴは魚を捕らえるわけですから、ミサゴは人の力を越えています。八丈島の海の怖さを写真で表現しました。
今日は、「2025年1月14日、晴れ、曇り、小雨、しけの東京都八丈島の野鳥たちの様子」と題してのお話でした。
厚い雲の下、八丈小島は暗い感じになっていました。天候はあまりよくありませんでしたが、オオバン、ダイサギ、モズ、チョウゲンボウ、ミサゴはそれぞれの場所で活動していました。
北側の海はしけ。このような怖い環境でも生きられる野鳥に驚きです。
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