明日のANAは全便欠航です。そうそうに決まってしまいました。
離島の八丈島ではときどきこのようなことが起きます。
さて、2023年5月はとても忙しい月でした。ノルマもやりきれないところもありましたね。
いい天気の日もありましたが、ほとんどは、私はガイドでヘゴの森にいました。
八丈島でも初夏はさまざまな野鳥が見られます。わずかな休日のぬって撮影しました。
今日は、「2023年初夏の東京都八丈島の野鳥たち」と題してのお話です。
今年は、人間の活動期間と野鳥の飛来期間が重なっています。例年ですと、人が活動している期間は野鳥が飛来せず、野鳥が来ると人の活動期間は終わっていて、うまい具合に時間的な棲み分けができていました。
ところが、今年は春からずっとぶつかり続けています。
このようなとき、野鳥は居場所を変えます。今年は、ヘゴの森は異常なくらい野鳥が多いです。
なんだか避難してきているみたいです
ですので、今年は、写真が撮れれば、本当にラッキーです。
アマサギ
アマサギの八丈島での滞在期間は短かったです。私もたまたまアマサギがいるときに居合わせました。
今年は野鳥にとっては圧倒的な不利な状況になっていますので、おどかさずにのんびりと観察しました。私を無視するようになってから、そっと撮影させてもらいました。
チュウサギ
八丈島では、チュウサギは長く滞在する野鳥ですね。例年ですと、おだやかに過ごしているこの野鳥も、今年は困っているような態度がはっきりと見せています。
こういう年もあるんだなぁ・・・
こちらも何もできません。チュウサギが餌取りに夢中になるまで待ち、私を気にしなくなってから、そっと撮影させてもらいました。
ホオジロ
ホオジロは八丈島で繁殖をしています。今年も
だいたいあの辺に巣があるのかなぁ・・・?
と目星が付けることができました。ただ、邪魔はしませんので、遠くからホオジロの行動を観察しています。
私が観察しているホオジロのオスは、お気に入りのソングスポットをいくつか持っています。そのうちの一つでさえずっているところを撮影させてももらいました。
ミサゴ
八丈島に来る前は、ミサゴは遠くから観察する野鳥でした。
そもそも、猛禽の仲間はすぐそばでは見られませんからね
それは八丈島でもそうなのですが、ときどき、ミサゴは間違えてすぐ側を通過してくれます。
ぼ〜っとしていましたら、いきなり私のすぐ側に来ましたので、おどかさないように隠れて撮影しました。
八丈島ではミサゴは繁殖しません。おそらく、今は八丈島を去って北上していると思います。
今日は、忙しい5月の短い時間で撮影できた野鳥たちを紹介しました。
今年は、人間と野鳥の活動が重なっています。野鳥にとっては住みづらいですね。
野鳥は居場所を変えていました。
私も、野鳥の生活をおびやかさないよう、距離をおいて観察したいと思います。
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