八丈島の最新の情報は、多くの島民が発信しているTwitterをチェックされると、飲食店、宿、八丈島の状況など、ほぼリアルタイムで得られると思います。
お客様の方々は、これらを読みながら、八丈島へ旅行を計画されているのでしょうか?
中には、私のようなフィールドに出ていくマニアックの方々もいらっしゃるかも知れませんね。
そんな、マニアックな方々のために、今日も、八丈島のフィールドの状況を紹介します。
今日は、「2021年3月24日、八丈島の春の花を見てきました」と題してのお話です。
八丈島のシチトウスミレは、場所によって花弁の色が違います
シチトウスミレは、暖かくなった坂下から花を咲かせます。その後、じょじょに開花前線は山を登っていきます。
今は、八丈富士でも、三原山でも見られます
写真を撮りながら気づいたのですが、このシチトウスミレの花弁の色、実は場所によって違います。
三原山で撮影したものはこれです。
花びらの色が濃い紫色ですね
ところが、春の初め、坂下で撮影しますと、こんな感じです。
土壌、気温(生化学反応の温度)が影響しているのでしょうか?
考え始めたら、色々な研究テーマが生まれますね
花がたくさんありましたので、撮影で遊びました
野外での撮影は、チャンスが何度もあるわけではありません。ですので、目の前にたくさんの花があったときは、時間をかけて撮影します。
私が好きな写真は、素材の良さをそのまま残す+分からないような工夫を入れたものです。良い素材は、花の数に依存しますので、たくさんあるときは夢中になってしまうわけです。
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
これは、カジイチゴですね
どちらかといいますと、この写真は画角の外を工夫した写真です。
逆光の写真はあまり好きではないのですが、こんな風にハチジョウキブシを撮ることはできます。
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
でも、キラキラすぎて私には合わないですね(笑)。私にとっては、とてもレアな写真です。
最近の寒暖の繰り返しで、イソギクが狂い咲きをしていました
生物は、正確に動く機械ではありません。画一的になってしまいますと、環境変化で生育条件から外れたときに全滅してしまいます。これを防ぐためです。
植物の生長がズレるように、昆虫も成長がズレます。
ちなみに、生物の中で1番成長がズレないのは、カイコです
だから、カイコは昆虫でも、家畜なのです
今の時期の八丈島は、暖かくなったり、寒くなったりの繰り返しです。こういうときは、おかしなことがきっと起きるはずです。
イソギクは秋の花ですが、花が咲いていました。
狂い咲きです
でも、間違えるということは、生長がばらけるということなので、種の存続のためには良いことなのです。
文字で見たことが、現実に見られるなんてラッキーです
久しぶりに八丈小島の夕焼けを見ました
2024年現在、夕日ヶ丘は立ち入り禁止になっています。掲載されている写真はそれ以前に撮影されたものです。
昨日(2021年3月23日)は、仕事で夕方は外に出られませんでした。空が赤くなっていましたが、仕事は仕事。
仕方がないですね
夕日ヶ丘でカメラをかまえていましたら、外国人のご家族が来られました。
話してみると、日本在住のアメリカ人でお休みで八丈島に来られたそうです。ザトウクジラが目の前でブローをしたので、大喜びでした。
外国人でも日本在住ですので、きちっとマスクをしていました。
対策は完璧でしたね
その後、私は1人になりました。太陽は雲に隠れ、最後はこんな風になりました。
友達の風景写真にはおよびませんが、友達はこんな感じで夕方の光を見ているのですね。
今年は、多くの方々からご協力を得られています。写真ツアーでも企画しようかと考えています。
そのために、今は練習をしています
こう、ご期待
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