2020年12月2日の東京都八丈島は少し晴れ間と曇と雨でした。
せっかく八丈島に来たのに、何も見るものがない・・・
おっしゃるとおり、パンフレットのような八丈島の絶景は見られませんね
今日は、「八丈島の雨の日の楽しみ方5」と題してのお話です。
もう12月になりましたね。今日は、私は全休でした。
せっかくの貴重な日ですので、今日は外にGoでした
え゛〜
ちょっと、こんな天気なのに外なんて信じられない!!
まあ、私は頭のネジが少し飛んでいますからね(笑)
雨の景色を楽しみましょう
みなさんのお仕事は、天気の良いときは外、あるいは天気の悪いときは屋内でしょうか?
八丈島には旅行で来ていますよね。ここ八丈島はあなたの非日常です。
曇、雨の天気も、あなたにとって非日常なのです。これを楽しまないのは損です。
豪雨でない限り、雨の日は不思議なもの、美しいものが見られます。
三原山に目を向けてみました。このとき、雨が止み、水分の蒸発がはじまりました。
まるで、八丈島の春のような景色です。風が吹くと、この霧のような雲が消え、風が止むとまた雲が出てきます。
八丈島の天気は山の天気と似ていますね
とても鋭い感覚ですね
その証拠ではありませんが、高山に生息するはずのホトトギス、コマドリ、メボソムシクイ、アカハラに対応して、八丈島の低山では、ホトトギス、タネコマドリ、イイジマムシクイ、アカコッコが生息しています。
野鳥たちは八丈島を高山と思っているのかも知れませんね
ベタベタの実をつける不思議な植物
雨の日、どうしても目が近くにいきがちですね。あなたのその性質を存分に利用してみましょう。
はじめに、この花、白くてきれいですね。これは、春に撮影した、トベラの花です。八丈島ではメジャーな植物ですね。
そして、今、12月になりますと、この植物はこのような実をつけます。
糸が引いていますね。これはベタベタした粘液です。
植物は、種になったときに弾けたり、風に飛ばされたり、動物に引っかかって移動することで、生息域を拡大しています。このベタベタ、野鳥についたりするのでしょうか?
どこまで、運ばれるか見てみたいですね
八丈島の12月を彩る黄色い花の植物
少し晴れ間が見えてきました
車を運転していると、道の両脇が黄色い花が見られるのに気づきましたか?
この植物はツワブキといいます。八丈富士への道をはじめ、今の八丈島ではいたるところで、黄色い花が見られます。
今の季節、花は少なくなります。昆虫は、我先にこの花に集まって、花粉や蜜を食べます。
八丈島の道の法面に咲く大の字
雨が少し激しくなってきました。木陰に入りました。
道の法面を見ますと何やら白い花。よ〜く見ますと大の字です。
これはイズノシマダイモンジソウです。
雄しべの色が左右違うのが分かりますでしょうか?
これは、右が先に咲き、左が後に咲いた花です
よ〜く見ますと、同じような花でも、違う時間が流れていることが分かります。
私も、ようやく、花の時間が分かるようになってきました
けっこう濡れてしまいました。でも、色々なシーンや植物が見られただけで、今日は私はとても満足です。
八丈島に来島するときは、レインウエア持参をおすすめします。行動範囲がぐっと広がって、八丈島の旅がより楽しくなりますよ。
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