昨日は台風のような暴風雨でした。木々は波打つように揺れて、一瞬雨が弱まったと思ったら、思いっきり降るの繰り返しでした。
とてもではありませんが、フィールドに出るのは危険でしたね
そんな低気圧は、八丈島から過ぎ去り、今朝は台風一過のような朝から青空です。
気分の良い朝ですので、せっかくですから出かけてみました。
今日は、「2024年6月22日、暴風雨後の東京都八丈島の様子」と題してのお話です。
早起きは三文の徳
最近は早朝でなくても野鳥と出会えることが分かり、早起きはしませんでした。ところが、今日出かけてみますと、アカコッコやタネコマドリの声が聴こえました。
朝は朝なりに、良いことがありますね
そして、意外な場所にアカコッコとタネコマドリが来ていることが分かりました。
しばらく通って観察したいですね
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
海は低気圧の影響を受けています
海沿いへ行きました。低気圧は八丈島の北側にあります。そうしますと、八丈島の北側は大きなうねりが来ます。
底土港側を見ますと、波が海岸の崖に当たり激しく水しぶきが上がっていました。空の青、山の緑、崖の黒、波の青、そして、水しぶきの白とたくさんの色が集まった景色が見られました。
望遠レンズでさらに拡大しますと、うねりの波が崖に激しく当たる様が切り取ることができました。自然の怖さと美しさの共演が見られ、八丈島を見直してみて、まだまだ知らないことがあるのだと知りました。
暴風雨は野鳥の行動に影響を与えます
暴風雨後、野鳥の変わった行動が見られることがあります。そこで、いつものチェックポイントを見回ってきました。
ホオジロ
ホオジロはいつもと違う場所にいました。ソングスポットに双眼鏡を構えたのですが、まったくいなくて、逆に変なところからさえずりが聴こえました。
よ~く見ますと、普段は止まらないオオバヤシャブシの葉の上にいました。
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
セイタカシギ
八丈島では、2024年春のセイタカシギの移動は終わったものと考えていました。
ところが、ぼ~っとしていましたら、私の近くに少し大きめの野鳥が降りてきました。
セイタカシギでした
移動途中、本来いなければならない場所から風で運ばれてきてしまったのかも知れません。お腹が空いていたのか、ひたすら餌を食べていました。
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
チュウサギ
八丈島では、移動のチュウサギと八丈島に留まるチュウサギはすでに決定したと思っています。ですので、普段のチュウサギが見られる場所はだいたい同じになってきました。
ところが、今日は風の影響なのか、通常では考えられないところにチュウサギがいました。
こういうこともあるのか・・・
足輪がないので正確には分かりませんが、行動が変なのでこの個体は昨日の暴風雨のときに飛ばされてきたのかも知れませんね。
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
今日は、「2024年6月22日、暴風雨後の東京都八丈島の様子」と題してのお話でした。
早起きしたおかげで、アカコッコとタネコマドリがいる場所を見つけました。
八丈島北側の海は、昨日の低気圧のうねりにより、波が高くなっていました。
暴風雨後のホオジロ、セイタカシギ、チュウサギの行動が、いつもと違ったものになっていました。
早起きは三文の徳でしたね