2023年9月3日、雨の中の東京都八丈島を回ってきました

八丈島のフィールド

八丈島の年間降水量は3,000 mmです。日本一の屋久島の年間降水量が4,000 mmですので、かなり雨が降ります。

八丈島に降る雨がとても不規則です。強く降ったり弱く降ったりするだけでなく、いつ降るかも分かりません。

ですので、私は、八丈島は晴れの日よりも雨の日を楽しむ島だと思っています


今日は、「2023年9月3日、雨の中の東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話です。


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八丈島では、海岸から大雨が迫るのが見られます

最近の予報はとても発達しています。携帯にYahoo! JAPANのアプリをインストールしておけば、直前の雨を警告してくれます。

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ただ、八丈島ではたまに予報が外れることもあります。以前、予報では、降水量が5 mm/hでしたが、実際に降ったのは24 mm/hのときがありました。

そのときは、ツアーを途中で中止しました

大潟浦園地で海を眺めていたところ、対岸が見る見る白くなり、あっという間に雨が降り出しました。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

三原山の山頂は厚い雲で覆われていました

今日は、強く降ったり弱く降ったりと、雨の強さにムラがありました。今日のような天気では、雨が弱くなり始めますと、湿度が高い空気が山で急に冷やされたり、水が蒸発したりで、霧や雲が発生します。

三原山の山頂付近を見ますと、頂上は全く見えませんでした。八丈富士も同様でした。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

ハチジョウギボウシ

今日は、雨が弱い時間帯もありましたので、少し山の方へ行ってきました。ただ、雨も強く降り、土砂崩れが発生する可能性もありますので、安全な場所限定です。

空の様子を伺いながら歩いていますと、目の前にハチジョウギボウシがありました。撮影しようとカメラをセットしていましたら、急に土砂降りになりました。

うゎっ

カメラは防塵防滴でも心配です。数カット撮影して避難しました。念のため、山からすぐに撤収しました。

ハチジョウギボウシHosta rupifraga Nakai 
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

スズメ

八丈島では、同じペアか、それとも巣を受け継いだ別のペアかは不明ですが、スズメの巣立ちは長い期間続きます。そして、秋ごろになりますと、くちばしの根本が黄色い個体がたくさん見られるようになります。

彼らは今年生まれた個体です

雨になりますと、野鳥の行動は変わります。ずっと観察をしていましたら、イネ科植物の実を食べに、スズメが一斉に集まってきました。

雨の中頑張っていましたので、邪魔をしないようにそっと撮影しました。

スズメPasser montanus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「2023年9月3日、雨の中の東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話でした。ようやく、八丈島は雨の多い八丈島にもどってきたようです。

雨が迫ってくる様子や山頂が厚い雲で覆われている景色が見られました。こんな状態ですが、生き物は雨に対応した生活をしています。雨の中のハチジョウギボウシとスズメを観察してきました。

八丈島の雨はそれはそれで楽しめるのですが、豪雨のときは、土砂崩れから避けるためにも、すぐに山から離れてくださいね

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