野鳥写真におけるフィールドでの7年間の観察は財産

動物

今年は、本業の仲間が一生懸命頑張っています。去年よりも今年、先月より今月、先週より今週、そして、昨日より今日と成長が見られます。

一生懸命は、一生懸命で返さなければなりません。指示が出ましたら、当然最優先でお返しします。

さて、このようになりますと、八丈島7年目になって写真を撮る機会は減っていきてしまいました。

本業が一番ですので当然ですね

でも、悲観することもありません


今日は、「野鳥写真におけるフィールドでの7年間の観察は財産」と題してのお話です。


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双眼鏡は車にいつも積んでいます

野鳥の写真を撮る前に、

  • いつ
  • どこで
  • どんな野鳥が
  • 何をしているのか

を知っているだけで、野鳥と仲良く慣れますし、はじめから準備をしていますので、撮影の成功率が著しく上がります。

ですので、野鳥の観察はとても大切です。

普段の生活をしていても、野鳥の声から居場所や同種・異種のコミュニケーションも分かります。双眼鏡を使えば、

だいたいこの辺にいる・・・

から、さらに

この枝に止まる

まで分かります。ですので、最近は、双眼鏡を使う機会がとても増えました。

タネコマドリLuscinia akahige tanensis
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM

7年間のデータの蓄積から得られるもの

島民の方々からすればまだまだですが、それでも7年間ものデータが蓄積しますと、季節ごとの野鳥の行動に目星がつけられるようになります。

特定の場所で、声が聴こえたら、何をしているのか?飛び出しのスピードで羽が濡れているか濡れていないか、成鳥か幼鳥かが分かったりと、たくさんの情報が集められます。

そして、得られた情報から、野鳥の写真が撮られそうな場所を狭めていきます。

  • 野鳥を脅かさない
  • 野鳥と仲良くなる
  • 背景をコントロール

とチェックをし、撮影となります。

ここまでくれば、撮影はほぼ成功です

ダイサギArdea alba
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

あとは道具を信じる

宗教みたいですね(笑)。疑っていますと、手に微妙な震えがでてきます。

ですので、自身が持つ機材を信じて、シャッターを切ります。

私の場合ですと、遠くの被写体はAPS-CフォーマットのEOS 7D Mark II、暗い場所ではEOS R3を使っています。

EOS 7D Mark IIは、古いデジタル一眼レフカメラです。プロ仕様のEOS-1D X Mark IIIやEOS R3と比べましたら、人によっては物足りないかも知れません。

あのカメラはちょっとダメだよね・・・

他人からの批判はそのとおりかも知れません。でも、手元にある機材でしか撮影はできません。

私の場合は、弱点は、7年間集めたデータでカバーです

EOS 7D Mark IIは愛着がありますからね

ホオジロEmberiza cioides
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

最近、野鳥の写真を撮る機会は大幅に減りました。その代わり、データを集める機会が増え、7年間蓄積したデータの威力も知りました。

この世の中、パーフェクトな条件は存在しません。でも、あるもので工夫すれば、まだまだ、データは集められますし、色々できそうです。

今は、毎日それを楽しみにしています

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