八丈島は、夕方は曇りになってしまいましたが、今日はまあまあ天気でしたね。週末に向けて、雨が降りそうです。野鳥の行動、植物の花の時期など、調べたいことがありますので出かけました。
今日は、「2022年4月13日、東京都八丈島の沢の小径へ行ってきました」と題してのお話です。
沢の小径
沢の小径の場所はここです。
沢の小径は、私が八丈島に来てからの最初のメインフィールドとなりました。ですので、私の八丈島の自然の基準はこの場所になります。
当時は、野鳥のみの興味でしたので、シチトウメジロ、オーストンヤマガラ、タネコマドリ、モスケミソサザイ、カラスバト、イイジマムシクイなどを観察していましたね。
今日は、写真は撮れませんでしたが、野鳥の参考になるデータが採れました。
また、いくつかの植物には蕾がついていました。しばらくは、この蕾の生長を頭に入れながら通わないといけませんね。
新芽がいっぱいの沢の小径
沢の小径は、作業道で雨が降りますと、ぬかるみます。でも、それは軽登山靴で行けば問題なしです。
スダジイ
今日は天気もよく、木漏れ日がとてもよかったです。
目を遠くへ向けますと、スダジイの新芽と花が見られました。
シロダモ
新芽はスダジイだけではありません。ぱっと見、ウサギの耳のような花が見られます。
これは、実は、花ではありません。シロダモの新芽です。
シロダモの新芽は柔らかな毛で覆われており、しかも葉自体も柔らかいです。
それこそ、もふもふのぬいぐるみのような手触りです
今年もシロダモの新芽を触れる季節になりました
キツネノボタン
八丈島の春には黄色い花をつける植物がけっこうあります。私も恥ずかしながら、全部知っているわけではありません。
今も勉強中です
そんな、黄色い花をつける植物の中にも、私が知っている植物があります。
キツネノボタンです
キツネノボタンは、沢の小径の作業道の脇や轍と轍の間に見られます。春になり、勢いづいていますね。
コハクサンボク
沢の小径を歩いていましたら、真っ白に反射するような光が見えました。近づいてみますと、光が葉で反射しているのではなく、白い花が密集していました。
この時期に咲く、コハクサンボクの花です
例年ですと、もう少しスカスカに咲くのですが、今年は、たまたま、ベストの時期に居合わすことができました。写真では横から撮影しましたが、正面から見ると真っ白な塊に見えます。
今日は、もともとは、主に野鳥、少し植物を調べるつもりでした。でも、出会いは植物の方が多かったですね。
シダ植物の新芽も出ていましたので、次回はそちらを紹介できればと思います
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